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配達ロボットの Serve Robotics (サーブ・ロボティクス) がSPAC合併で上場

歩道の自律走行型配送の Serve Robotics (サーブ・ロボティクス) がSPAC合併で上場

Serve Robotics (サーブ・ロボティクス) が株式公開と3,000万ドルの資金調達を発表、ロボット配送の拡大を支援する。

・新たな資金調達により、2021年の創業以来、調達した資金は総額5600万ドルに達した。

・Uber Technologies, Inc. や NVIDIA を含む戦略的投資家の参加により、最大2,000台の新しいAI搭載歩道配送ロボットの展開をサポートする。

歩道の自律走行型配送のリーディングカンパニーである Serve Robotics (サーブ・ロボティクス) は2023年8月10日、総額3,000万ドルの資金調達を発表し、当社の調達総額は5,600万ドルを超えました。新資本の調達と既存の転換社債の転換と同時に、サーブはデラウェア州の公開企業である Patricia Acquisition Corp. との逆合併も完了し、サーブは Patricia の完全子会社となった。この合併に伴い、Patricia は社名を Serve Robotics に変更し、サーブ社の歴史ある事業を継続する。

今回の資金調達は、Uber (ウーバー / UBER)、NVIDIA (エヌビディア / NASDAQ:NVDA)、ウェーブメーカー・パートナーズを含む既存投資家が主導し、新規投資家のマーク・トンプキンスとリパブリック・ディール・ルームが参加した。この取引は Montrose Capital Partners がスポンサーとなった。Network 1 Financial Securities (Intuitive Venture Partnersのコンサルティングによる) と Aegis Capital Corp が共同プレースメント・エージェントを務めた。

Uber のデリバリー担当バイスプレジデント兼アメリカ地域担当のサルフラズ・マレディアが、2023年7月31日付で当社の取締役に就任した。

今回の資金調達により、Serve は米国内の新市場に参入し、業界をリードするAI搭載のモビリティ・プラットフォームをさらに進化させることができる。同社はまた、ラストワンマイルの自動化に対する膨大かつ急速に増加する顧客の需要に対応するため、ウーバーイーツとの最大2,000台のロボットを配備する商業契約の履行を含め、ロボットフリートの拡張を開始する。

Serve の共同創業者兼CEOのアリ・カシャニ博士は、次のように述べている。

今後5年間で持続可能な自律型配送をすべての戸口に届けるために、中核戦略パートナーの Uber と NVIDIA が引き続き Serve を支援してくれることに感激しています。

Serve の配送量は、過去18ヶ月間、前月比平均で30%以上増加しています。上場することで、資本へのアクセスが広がり、世界最大のフードデリバリープラットフォームとのパートナーシップを強化し、他の企業とのパートナーシップを拡大する中で、当社の継続的な成長をサポートします。

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Serve Robotics は、最近襲撃でも話題になっている

ロボット宅配サービスには、まだ乗り越えなければならないハードルがいくつかある。現在の都市環境、特にLA、サンフランシスコ、ニューヨーク、シカゴなどの都市で、宅配業者が利益を上げられるとは思えない。

この Serve Robotics は、最近 (2023年8月) 配達中にロボットが襲撃され配達物が盗まれるという事態に合っている。アメリカでは万引きが窃盗が多発しており、地域によっては小売店が商売にならずに店を閉めるというケースも増えている。Serve Robotics も配達中の窃盗をどうにかしないと、このような流れは SNS を通じて、自分のやってみようという悪い模倣を生みかねない。

Serve Robotics (サーブ・ロボティクス) について

Serve Robotics (サーブ・ロボティクス)

Serve Robotics は、持続可能な自動運転デリバリーの未来を形成してい。同社は、フードデリバリーを手始めに、公共スペースで人々にサービスを提供するゼロエミッション・ロボットの設計、開発、運用を行っている。

Postmates のロボット部門として2017年に設立された Serve は、顧客を喜ばせ、加盟店の信頼性を向上させ、車両の排出ガスをゼロにするロボット配送体験を構築することを目指した。同社の自動運転ロボットは、ロサンゼルスとサンフランシスコで数万件の非接触型配達を成功させている。

2021年2月に独立した Serve は、Uber、Nvidia、その他世界トップクラスの投資家の支援を受けている。Serve は複数の商業パートナーシップを確立しており、パートナー・プラットフォームの拡大を続けている。

<Serve Robotics オフィシャルサイト>