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Momentus、軌道上サービス船「Vigoride」の振動試験を完了

Photo by Momentus

Momentus (モメンタス)、軌道上サービス船「Vigoride」の振動試験を完了。12月の SpaceX による打ち上げを目指す宇宙船。写真は Vigoride 軌道上サービス機の振動試験をサポートする Momentus のチーム。

輸送などの宇宙インフラサービスを提供する予定の米国の商業宇宙企業、Momentus Inc. (モメンタス / NASDAQ: MNTS) は2022年9月20日、2022年12月に SpaceX のトランスポーター6ミッションで打ち上げ予定の「Vigoride Orbital Service Vehicle」の振動テストを完了したことを発表しました。

エクスペリア研究所で実施された振動試験は、Vigoride 宇宙船を打ち上げ時に経験する可能性のある力と環境要因にさらすものです。

Momentus の最高経営責任者 John Rood は、次のように述べています。

振動試験は、私たちがミッションの準備のために行う地上試験キャンペーンの重要なマイルストーンです。振動試験を終えたこの機体は、軌道上サービス機の最新ブロックで、ペイロード容量の増加やペイロード環境の改善、さらに最初の実証ミッションで学んだことを実現するためのいくつかのアップグレードを特徴としています。

12月のフライトは、Momentus の2回目の実証ミッションとなります。このミッションでは、Caltech と Qosmosys のペイロードを搭載する予定です。Momentus は、顧客のペイロードの配備に加え、水性推進剤の推進システムを含む Vigoride の宇宙での総合的な試験を行うことを目的としています。

Momentus の Vigoride の追加打上げ計画は、2022年5月10日の第1四半期決算報告で述べたとおりで、2023年まで続くすべてのトランスポーターミッションでの打上げについて SpaceX と合意しています。