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Terran Orbital が開発した「CAPSTONE」が月へ向かう

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Terran Orbital (テラン・オービタル) が開発した「CAPSTONE」が月へ向かう。NASAの歴史的な「Artemis (アルテミス) 計画」の一環として、月への新たな道を切り開く人工衛星。

ロケットラボの「エレクトロン」2号機が「フォトン」「CAPSTONE」を最初の駐機軌道に投入 (Photo by Rocket Lab)

主に米国と連合国の航空宇宙・防衛産業にサービスを提供する衛星ソリューションのグローバルリーダーである Terran Orbital (テランオービタル / NYSE: LLAP) は2022年6月28日、CAPSTONE 衛星の打ち上げに成功したことを発表します。

Terran Orbital が設計・製造した Cislunar Autonomous Positioning System Technology Operations and Navigation Experiment (別称 CAPSTONE) は、今朝9時55分UTC/5時55分EDT/2時55分PDTに、Rocket Lab の Lunar Photon 宇宙船バスに乗り、ニュージーランド、マーヒアの Rocket Lab Launch Complex 1 からエレクトロンロケットで打ち上げられました。CAPSTONE は、NASAに代わって Advanced Space が所有・運営しています。

CAPSTONE は、NASAのゲートウェイ宇宙ステーションの軌道を検証し、将来の宇宙船のリスクを低減させる月周回衛星です。CAPSTONE はパスファインダーとして、月周回軌道の NRHO (Near Rectilinear Halo Orbit) 運用を実証する最初の衛星となります。

しかし、無線タワーアンテナと低エネルギーの「バリスティック月面移動」を組み合わせることで、この衛星の能力と到達範囲を拡大することができます。また、このミッションは、ナビゲーションやオペレーションをサポートするために、地球上の固定追跡装置からの通信への依存を減らすインフラを作るもので、この技術は宇宙がより混雑するにつれて重要になるものです。

Terran Orbital の共同設立者であり、会長兼CEOである Marc Bell は、次のように述べている。

Terran Orbital は、完璧な打ち上げを行った Rocket Lab に感謝したい。また、このミッションに参加する機会を与えてくれたNASAと Advanced Space に感謝します。CAPSTONE が切り開く月への道は、数え切れないほどの未来の世代に利用されることでしょう。Terran Orbital は、この歴史的な経路探索ミッションの宇宙船を設計、製造、統合したことを誇りに思っており、CAPSTONE の旅を通して運用することを楽しみにしています。

Terran Orbital のミッションオペレーションチームは、現在、CAPSTONE 宇宙船の展開と初期取得の準備を進めています。打ち上げから月面に投入されるまでの最後の数日間、Terran Orbital Mission Operators は、最終リハーサル、試運転シナリオの練習、障害検出および対応シナリオの微調整を行います。

Terran Orbital とは?

【LLAP】米最大の独立系小型衛星メーカー Terran Orbital について