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【UAV】ドローンをテーマにしたETF、AdvisorShares ドローンテクノロジーETFがデビュー

【UAV】ドローンをテーマにしたETF、AdvisorShares ドローンテクノロジーETFがデビュー

source : AdvisorShares

ドローンへのエクスポージャーに特化した、無人航空機と自律走行車のドローンをテーマにしたETF「AdvisorShares Drone Technology ETF (ティッカー : UAV)」が2022年4月27日にデビューしました。

このETFには現在、自動のドローンシステム (RAAS) を提供する Ondas Holdings (オンダス・ホールディングス / ティッカー : ONDS)、SPAC上場したカリフォルニアに本社を置く全電気式垂直離着陸機 (エアタクシー) を開発中の Joby Aviation (ジョビー・アビエーション / NYSE:JOBY)、こちらもSPAC上場したグローバルなエアモビリティ・プラットフォームを提供するヘリコプターと水陸両用機を使用した旅客輸送サービスを展開する Blade Air Mobility (ブレード・エア・モビリティ / NASDAQ:BLDE)、ソリューションを提供する産業技術企業 Trimble (トリンブル / NASDAQ:TRMB) が上位企業としてそれぞれ4%以上が配分されています。

AdvisorShares ドローンテクノロジーETF (UAV) とは?

AdvisorShares Drone Technology ETF(UAV)は、無人航空機(別名ドローン)と自律走行車(AV)の成長機会を捉えようとするテーマ別投資戦略です。UAVは、ドローンおよびAVのエコシステムにおいて独自の成長・拡大機会を持ち、市場で優位な立場にあると考えられる国内企業およびグローバル企業の米国上場株式に投資します。

これには、直接的または間接的にドローンやAVに関連する開発、研究、使用、サポートサービスや供給を行っている、様々な業種のあらゆる時価総額の企業が含まれます。ドローンの利用やAVの開発分野には、物品配送、緊急サービス、自動運転車、電動垂直離着陸機(eVTOL)、さらに軍事、農業、建設、エネルギー、鉱業、不動産などの用途があります。

UAV ポートフォリオ

こちらは2022年4月28日現在の UAV ETF のポートフォリオです。ETFも時期によってリバランスや銘柄交換が行われますので、ETFを購入する際は最新のポートフォリオを確認下さい。

なぜ UAV に投資するのか?

・ユビキタスな未来

商業用ドローン経済の出現とAVの開発は、ロボット工学の時代への世界的な動きの一部である。ドローンはあらゆる産業に影響を与え、何百もの異なるアプリケーションにおいて、より速く、より安く、より安全に使用できることが証明されています。AVは、今日の増大するインフラの課題に対する潜在的な解決策と見なされているのです。

・変革する技術

ドローンとAVは、商業ビジネスと民間政府の運営方法を変える勢いです。軍事から採鉱、農業まで、ドローンは労働集約的なサービスに取って代わり、産業をよりハイテクにします。EVTOL の形をした「空飛ぶタクシー」は現在、複数の大手航空宇宙企業によって開発が進められている。

・成長機会

商業用ドローンの使用は世界中で採用されている。世界のドローン市場は、2021年の263億ドルから2026年には413億ドルに成長すると予測されており、これは複合年間成長率9.4%に相当します。(出典:ドローン産業インサイト)

・環境への貢献

輸送は最大の汚染分野の1つです。ドローンやAVは、かつて商用車や産業用車両のみが実施していたモビリティサービスを提供することで、温室効果ガス排出量の削減に貢献する可能性があります。

UAV は従来のポートフォリオのどこに位置づけられるか?

UAVは、広範な株式配分を補完し、ドローンおよび自律輸送産業と関連サービスのみに特化したエクスポージャーを提供するアルファ追求型の役割を果たすことができます。

主な特徴

・エクスポージャー

ドローンやAV(関連するハードウェア、ソフトウェア、サービスを含む)の使用、供給、開発に携わる企業に特化したエクスポージャーを提供します。

・テーマ分散型

1回の取引で複数のドローン・AV関連銘柄に投資することが可能です。

・アルファ・オポチュニティ

テクノロジーの成長と急速な技術革新に基づき、ポートフォリオをシフトし、業界のトレンドから潜在的な価値を獲得することができます。

・ETFのメリット

保有銘柄の透明性、日中の流動性、投資信託よりも優れた運用・税制上の効率性を提供します。

ポートフォリオ・マネージャーについて

Dan Ahrens、ポートフォリオ・マネージャー

アーレンス氏は、AdvisorShares のマネージング・ディレクター兼最高執行責任者を務めています。ホテルETF(ティッカー:BEDZ)、PSIL、ピュア米国大麻ETF(ティッカー:MSOS)、ピュア大麻ETF(ティッカー:YOLO)、レストランETF(ティッカー:EATZ)、バイスETF(ティッカー:VICE)などのAdvisorShares ETFのポートフォリオマネジメントを担当しています。

金融サービス業界で20年以上、さまざまな上級職を経験し、Investing in Cannabis (Wiley, 2020) と Investing in Vice (St. Martin’s Press, 2004) の著者でもあります。また、CNBC、CNN、Fox Business、ABC News、Bloombergなど数多くの金融番組に出演し、The Economist、New York Times、Financial Times、The Wall Street Journal などの主要国内・業界紙で、運用中のファンドとともに紹介されている。

日本の証券会社で買えるの?

残念ながらメタバースETF (ティッカー : METV) と同じく、金融庁に届け出がないとか何とかという問題で日本の証券会社、楽天、SBI、マネックスでは購入することができません。この手のテーマ別ETFは、多くの日本人にとっては購入することができないため意味ないじゃ〜ん … という感じですが、もしそのテーマに興味を持っている場合は、これらのテーマETFが組み入れている個別株を研究して買う、または独自に組み合わせてオリジナルのETFを組むのも良いでしょう。

ちなみに AdvisorShares Drone Technology ETF に組み込まれている上位銘柄、Ondas Holdings (オンダス・ホールディングス / ティッカー : ONDS)、Joby Aviation (ジョビー・アビエーション / NYSE:JOBY)、Blade Air Mobility (ブレード・エア・モビリティ / NASDAQ:BLDE)、Trimble (トリンブル / NASDAQ:TRMB) については、日本の証券会社で購入可能です。