Finformer とは?
株式調査ユーティリティ (役に立つもの) のWEBサービス、Finformer (フィンフォーマー) についてご紹介します。Finformer は比較的新しい株式調査に役立つWEBツールみたいなものです。ドイツ・フランクフルトの会社 PKSoftware の Jan Philipp Knöller が手掛けているWEBサービスだと思います。
どんなことができるのか?
Finformer では、ツイッターなどで人気の海外の個人投資家、著名投資家が LONG (持っている) している銘柄を可視化してくれます。
例えば上記の画像のように、Luca Capital と Saga Partners のアナリストとしても知られ、Twitter で6.6万人のフォロワーを持つ、カナダの人気個人投資家 Richard Chu 氏が現在 LONG している銘柄をリスト表示し、ボリュームサイズに合わせて銘柄を可視化してくれます。更に、LONG しているポートフォリオのパフォーマンスもチャートで可視化してくれます。
ちなみにこのような Twitter やSNSで有名な個人投資家をインフルエンサーと呼びますが、Finformer のWEBサービス上では、フィンフルエンサーと言うようです。
Puru Saxena 氏のポートフォリオ
もう一人、米国株で絶大な影響力を持つ個人投資家の Puru Saxena (@saxena_puru) 氏の Finformer ページを見てみましょう。すると、Puru さんがホールドしている銘柄の可視化されたグラフとリスト、ポートフォリオのチャートが表示されます。
銘柄のグラフが表示されない場合は、ページ上部の「グラフのマーク」をクリックしますと、銘柄の可視化されたグラフが表示されます。
アカウントの作成
Finformer ではフリーでアカウントを作成することができますが、2021年10月9日現在、Twitter からアカウントを同期させようとするとエラーが出るなど、Lists でポートフォリオを登録しようとすると、一部銘柄を検索しても出なかったりと、まだまだベータ版のようです。
現状個人で登録して使うメリットはなさそうですが、投資のインフルエンサー (フィンフルエンサー) が、今どんな銘柄を持っているかなどを可視化して表示してくれるのは面白い試みだと思います。今後に期待したいと思います。