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サクソバンク証券「特定口座」のデメリットについて

サクソバンク証券「特定口座」のデメリットについて

source : サクソバンク証券

サクソバンク証券で「特定口座」の開設が遂に可能になりました!サクソバンク証券が話題になったのは、キャシー・ウッド率いる ARK (アーク) のイノベーションETF (ARKK) が唯一日本で買える証券会社として、個人投資家の間で話題になりました。

しかし、今回のサクソバンクの「特定口座」が開設できるにあたり、一部個人投資家の間ではデメリットについての話題が上がっています。こちらの記事では、サクソバンク特定口座のデメリットについてご紹介します。

金融庁に届け出のない一部ETFが買えない

金融庁に届け出のない $QLD $TQQQ $ARKK $FNGU $UDOW $SSO $KWEB などのETFを買うことができない。個人投資家がサクソバンク証券をわざわざ開設するのには、破壊的イノベーションのETF「アーク・イノベーションETF (ARKK)」を購入したいという投資家が多いです。

しかしサクソバンクの特定口座では、アーク・イノベーションETF (ARKK) を購入することができず、購入するなら一般口座のままということです。

ドル売買ができない

更に、ドル決済で売買することができず、売買のたびに為替手数料がかかります。売買の最低手数料は5ドルかかり、割高というデメリットもあります。

売買手数料は0.20%と安く設定されていますが、最低手数料と為替手数料のため総合的に国内証券より不利になります。

国内の証券会社との差異がなくなってきている

また、サクソバンク証券は国内の証券会社が扱っていない新しい銘柄をいち早く取り扱っていたり、日本の証券会社だと一部の証券会社しか扱っていない SAPC をマージ前から購入できるという魅力がありました。

しかし昨今国内の証券会社 (楽天証券、SBI証券、マネックス証券) も、いち早く海外投資家に人気のある銘柄を取り扱うなど、また、SPAC であれば、SBI証券が一部銘柄を取り扱っていたりと、国内の証券会社との差異があまりなくなってきています。

サクソバンクで特定口座を開設した人の声

やはり、キャシー・ウッド率いる ARK (アーク) のETFを特定口座で持ちたかった … という人の声が多く、落胆している個人投資家が多いようです。

まとめ : 初心者には向かない

まとめますと、サクソバンクの特定口座は投資初心者にはあまり向かないかもしれません。どうしても ARK のイノベーションETF (ARKK) が欲しい場合は、一般口座での運用になってしまいますし、一般口座だと確定申告が必要になります。

それでもどうしても、ARK のイノベーションETF (ARKK) が欲しいという場合は、一部の個人投資家が実践しているように、ARK が買っている銘柄で上手くポートフォリオを組むことで、自作のアーク・イノベーションETFを組むこともできます。