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肥満治療薬 GLP-1、NASH、INHBE、NLRP3 関連のバイオ企業銘柄について

肥満治療薬 GLP-1、NASH、INHBE 関連のバイオ企業銘柄について

アメリカの重大な病状に対する上位25の治療薬の市場規模を見ると、1位が「2型糖尿病 (T2D) の4310億ドル」、2位が「肥満の250億ドル」という大きな市場を占めていることが分かります。

今年1月に開催された JPM 2024 (ヘルスカンファレンス) でも、主要な治療領域として「肥満症」が最も注目されており、続いて「免疫学」、「腫瘍学」、「神経」という順になっています。

肥満治療も、WEB 2.0 や WEB 3 のように、次のように比喩されています。

Obesity 1.0: 食事制限と運動による従来の肥満治療
Obesity 2.0: 薬剤による体重減少がメイン
Obesity 2.1: 筋肉量減少を最小限に抑えるアプローチ
Obesity 2.2: 代謝機能の改善を重視したアプローチ
Obesity 3.0: 患者個人に合わせて層別化し、より効果的な減量を目指す
Obesity 3.1: 減量後の体重維持も考慮した層別化アプローチ

現在は丁度、Obesity 2.0 から少し前進したところでしょうか?今後もバイオテクノロジーの進歩が期待されています。

イーライ・リリー、ノボ・ノルディスクの GLP-1 薬が市場を席巻

GLP-1薬、糖尿病・肥満症治療薬が市場に与える影響とは?

現在肥満薬 GLP-1 受容体作動薬で市場を席巻している大手製薬会社 Eli Lilly (イーライ・リリー / LLY) の「Mounjaro (マンジャロ)」や「Zepbound (ゼップバウンド)」、デンマークの製薬大手 Novo Nordisk (ノボ・ノルディスク / NVO) の糖尿病・肥満症薬「Wegovy (ウゴービ / 一般名セマグルチド)」や「Ozempic (オゼンピック)」、Amgen (アムジェン / AMGN) が巨大なプレミアムで取引されています。

更に世界の糖尿病市場は、肥満率の上昇と生活習慣の悪化により、今後も成長が見込まれています。同様に、肥満症治療薬市場も、減量のために医療介入を求める人が増えるにつれて拡大しています。両社は GLP-1 受容体作動薬など、糖尿病と体重管理の両分野で顕著な効果を示す有力製品を有しています。

また、両社は現在のポートフォリオに加え、これらの領域におけるアンメット・メディカル・ニーズをターゲットとする革新的なパイプラインに投資しており、TAMを拡大しています。

他の製薬大手はというと、Pfizer (ファイザー / PFE) は2023年12月に1日2回型肥満症経口薬「ダヌグリプロン」の臨床試験を副作用で打ち切りにしました。ファイザーは、同薬の1日1回服用するタイプも開発中ですが、初期データは2024年上半期にならないと入ってこない。

イーライリリーとノボ・ノルディスクはそれぞれの肥満症薬の後期臨床試験も進めています。ノボは高用量タイプのセマグルチドの承認を申請する見通しを示し、イーライリリーは2025年の発売を見込んでいる。

このように肥満薬のパイプラインに関しては、イーライリリーとノボ・ノルディスクがスタートダッシュを決めており、大手製薬会社のうち8社が肥満治療から取り残されているのが現実です。

アナリストは同市場の規模が2020年代末までに1000億ドルになると予測しています。

ここまでの背景

ノボ・ノルディスクの「ウェゴビー (セマグルチドの高用量製剤)」が2021年半ばにFDA承認され、肥満治療領域における重要なマイルストーンとなりました。この承認により、肥満治療に対する新たなアプローチが可能となり、市場は急速に成長を遂げています。「ウェゴビー」は、GLP-1 受容体アゴニストであり、体重減少を促進することが示されています。この薬剤は、特に肥満や過体重の患者において、体重管理の新たな選択肢として注目されています。

GLP-1 市場シェア

イーライ・リリーの GLP-1 および糖尿病治療薬 (DPP4、SGLT2、インスリン、メトホルミン) の市場シェアと需要動向によると、GLP-1 製剤は前年同期比22%増で、糖尿病市場におけるシェアは1Q23の25%から1Q24Eには31%になると予測されている。

BofA によると、GLP-1 総処方箋数の14%は肥満症治療薬であり、86%は糖尿病治療薬である。より広範な肥満症への取り込みに強気であるため、この領域では引き続きコンセンサスを上回る成長を見込んでいる。

GLP-1 の医薬品市場では、イーライ・リリーとノボ・ノルディスクがほぼ独占しており、これら2社が出している薬が全体のほぼ全てを占めています。ノボ・ノルディスクは、糖尿病や肥満治療薬などの様々な GLP-1 薬を提供しているため、イーライ・リリーが糖尿病治療薬しか出していなかった時期を上回り、市場の最大手になっています。

しかし、イーライ・リリーの新しい肥満治療薬「ゼップバウンド」が市場に出てからは、急速に市場シェアを伸ばしています。これにより、イーライ・リリーは良い流れをつかんでいます。さらに、イーライ・リリーはこれからも新しい薬の発表が予定されていて、市場での存在感をさらに強めることが期待されます。これには、2024年中に予定されている心不全や睡眠時無呼吸の治療薬「Tirzepatide」、NASH治療薬の研究結果の発表、2025年には「orforglipron」経口投与の新薬データの発表が含まれています。

肥満薬の更なる可能性

肥満薬は肥満症だけでなく、体重増加に関連する疾患にも効果がある可能性がある。例えば、アルツハイマー病などの神経変性疾患から、がん、閉塞性睡眠時無呼吸症候群まで多岐にわたるという。

2018年の研究では、肥満治療がアルツハイマー病の予防に役立つ可能性があるという。肥満が単に体重管理の問題ではなく、全身的な健康問題に関連する可能性も明らかになりつつあります。

肥満が不妊症やホルモンのアンバランスといった他の健康問題と関連していることも、この複雑な関係が更に研究されている。GLP-1 製剤は、主に2型糖尿病の治療に用いられる薬剤であり、血糖値のコントロールを改善することが知られています。

しかし、GLP-1 製剤の作用はそれだけに留まらず、体重減少を促進する効果もあり、肥満治療にも応用されています。さらに、これらの製剤は肥満が引き起こす全身的な健康問題への公開も期待されています。

肥満薬とその先の視点

肥満薬が、変形性関節症と NASH (MASH) にも効果があるかもしれないというデータが最近発表されました。特にNASHは、肥満や2型糖尿病と密接に関連しており、有効な治療法の開発が急務とされています。

イーライリリーの GLP-1 減量薬が NASH 治療にも有効なデータを示す

もし肥満薬がこの領域の治療にも効果があることが実証されれば、更なる市場の拡大が予想される。このようなセマグルチドのジェネリック医薬品は、米国では2032年か2033年に登場する可能性についても科学者は言及しています。

リスク

もちろん良い面だけではなく、薬の副作用などにも目を向けていく必要があると思います。GLP-1 受容体作動薬は、吐き気、嘔吐、下痢などの消化器系の副作用を引き起こすことがあります。

GLP-1 アゴニストと呼ばれるクラスの減量薬は、患者の脂肪を落とすのに役立つが、憂慮すべき傾向として、これらの治療は除脂肪体重 (骨、臓器、筋肉) の減少にもつながるという。

この記事では、医師たちが最も懸念している点として、高齢患者や減量のために GLP-1 治療を何度も繰り返す患者が、サルコペニアを発症するリスクについて警告している。

AIブーム同様にバイオセクターで白熱する肥満薬ブームを受けて注意を喚起する投資家もいます。

肥満と魔法の弾丸の探索について…👇 肥満症における複数の標的の失敗は、多種多様である。長年にわたり、肥満症における複数の標的の失敗は数多く、広範で、複数の理由がある、有効性の欠如や、多様で多様な神経細胞やホルモンのネットワークに対する標的のメカニズム的な副作用などである。

マウスやラットのモデルは、必ずしも予測できるものではない。例えば、メラニン濃縮神経系、NPYとその多数のGPCR、特にY5受容体、特定の脂肪細胞クラスで発現するβ3アドレナリン受容体、さらには毛様体神経栄養因子由来のペプチドなどである。

文字通り、かつての有望株で埋め尽くされた墓場だ、膨大な研究開発費が費やされた。投資家の皆さん、くれぐれもご注意ください。多くの大手バイオファーマや新興企業がある。しかし、GLP-1 は「母乳のように安全」である必要はないことを示している (バリー・ブルームがかつて述べたように、”つまり、筋肉量減少の問題など”)。

肥満薬がバイオテクノロジーのテーマではありますが、安全性の優位性で成功するのはデータに基づいた選別された企業だけであることを忘れてはいけません。

GLP-1 薬だけでは不十分?

現在肥満治療における新薬の開発は、GLP-1 アゴニストの他にも NASH (非アルコール性脂肪肝炎)、INHBE、NLRP3阻害薬をターゲットとする新しいアプローチも注目されています。

GLP-1 アゴニスト

GLP-1 アゴニストは、インクレチンホルモンの一種である GLP-1 の作用を模倣します。これにより、インスリンの分泌を促進し、血糖値の上昇を抑制するとともに、食欲を減少させ、満腹感を増大させます。

主に2型糖尿病の治療に使用されますが、体重減少を促進する効果もあるため、肥満治療にも応用されています。現在、肥満治療薬として最もメジャーであり、効果的な治療オプションとして広く認識されています。

MC4R アゴニスト

メラノコルチン4受容体(MC4R)は、食欲調節とエネルギー消費に関与しており、この受容体を活性化することで食欲を抑制し、体重減少を促進することができます。

MASH/NASH (非アルコール性脂肪肝炎)

非アルコール性脂肪性肝炎 NASH/MASH 治療薬で初のFDA承認

NASH (現在は MASH と言う) は、肥満や2型糖尿病などの代謝疾患と密接に関連する肝疾患です。NASH に対する治療アプローチは、肝臓の脂肪蓄積を減少させ、肝炎を抑制し、肝線維化の進行を防ぐことに焦点を当てています。

NASH 治療薬は、肝臓の代謝を改善する、炎症を抑制する、または線維化を防ぐことを目的としています。NASH は肥満治療の直接的な対象ではないですが、肥満が NASH の主要なリスクファクターであるため、肥満の管理は NASH の予防と治療に重要です。

Akero Therapeutics が行った、肝疾患治療薬の代謝機能障害関連脂肪肝炎(MASH)患者を対象とした試験では、線維症の改善が示された。このことは、線維化ステージ2および3の患者に有効である可能性がある。MASH/NASH の主なプレーヤーは以下のバイオ企業です。

・Madrigal Pharmaceuticals (MDGL)
・Akero Therapeutics (AKRO)
・89bio Inc (ETNB)
・Terns Pharmaceuticals (TERN)

INHBE (INHIBINE RNAi)

INHBE (INHIBINE RNAi) は、肥満治療における新たなターゲットであり、体重管理における新しい治療戦略を提供する可能性があります。アクチビンAと呼ばれる筋肉量の調節に関与するタンパク質に焦点を当てたものである。

RNAi 技術を肥満治療に用いるというコンセプトは、特に筋肉を分解することなく脂肪を減少させるメカニズムを標的とするもので、実にエキサイティングなフロンティアである。

このような治療法が成功すれば、肥満やメタボリック症候群の治療に革命をもたらし、現在の選択肢に代わる、より効果的で安全な治療法を提供できるだろう。

この界隈の投資の間では、”体重は減るが筋肉は減らない INHIBINE RNAi が次の革命になるかも?” という声もあり、GLP-1、MASH に次いで期待されているように見受けられる。

INHIBINE RNAi の臨床データから見えてきたポイントとしては、除脂肪筋肉を温存しながら腹部の内臓脂肪を15%減らす (脂肪から15%減量+筋肉から15%減量の代わりに) というのは、非常に魅力的なことです。

GLP-1 のような忍容性の問題もなく、6ヶ月に1回、あるいは年に1回の投与で済むという情報もあります。INHBE (INHIBINE RNAi) の主なプレーヤーは以下のバイオ企業です。

・Alnylam Pharmaceuticals (ALNY)
・Arrowhead Pharmaceuticals (ARWR)
・Silence Therapeutics (SLN)
・Wave Life Sciences (WVE)

NLRP3阻害薬 (NLRP3 Inhibitor)

NLRP3インフラマソームは、体内の炎症反応に重要な役割を果たすタンパク質複合体です。NLRP3阻害薬は、このインフラマソームの活性を抑制することで、炎症を引き起こす一連の反応を阻害します。

糖尿病や肥満においては、慢性的な炎症が病態の一因となっているため、NLRP3阻害薬はこれらの疾患の治療に向けて臨床段階にあります。肥満や糖尿病の治療においては、食欲やエネルギー消費など、中枢神経系が制御する機能を調節することが重要です。

中枢神経系に作用するNLRP3阻害剤は、これらの機能に直接影響を与えることで、糖尿病や肥満の治療に新たな可能性を開くことが期待されています。

上場している肥満薬・減量薬のパイプラインを開発中のバイオ企業

以下は、GLP-1、NASH、INHBE、NLRP3 の領域でパイプラインを開発中のバイオ企業です。これらのバイオ企業は様々なフェーズ (前期後期) のパイプラインの臨床段階にあります。

分野 企業 (ティッカーコード)
GLP-1 LLY、NOV、AMGN、ALT、PFE、VKTX、GPCR、RHHBY
MC4R PFE、RYTM
NASH MDGL、ALT、TERN、ETNB、AKRO、HEPA
INHBE ARWR、ALNY、WVE、SLN
NLRP3 VTYX、ZVSA

この他にも、肥満薬を開発しているバイオ企業は多数あるようですが、今回は海外の個人投資家の間で話題に出てくるバイオ企業をピックアップしました。例えば、2024年2月現在、最も期待されている GLP-1 のパイプラインを開発しているバイオ企業が Viking Therapeutics (バイキング・セラピューティクス / VKTX) で、その注目度は株価に反映されています。

バイキング・セラピューティクスは、脂質および代謝障害の治療薬として経口投与可能な新規の低分子選択的甲状腺ホルモン受容体ベータアゴニストである「VK2809」を開発しており、現在、生検で確認された非アルコール性脂肪肝炎(NASH)および線維症の治療薬としてフェーズ2b試験で評価中です。

他にも GLP-1 とグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)受容体の新規デュアルアゴニストである「VK2735」など多数のパイプラインを有しています。

これらの企業は、現在肥満薬や関連する分野のパイプラインを有しており、それぞれ臨床フェーズを進めています。詳しくは、該当するバイオ企業のパイプラインを確認して下さい。

ここで注意したいのが、肥満市場は GLP-1 がリードしており、イーライ・リリーとノボ・ノルディスクが市場を席巻しているという事実です。JPMによれば、GLP-1 市場は2022年〜2030年にかけて年平均成長率53%、今後3年間で3倍近い成長が見込まれているという。JPMは、2030年までにイーライ・リリーとノボ・ノルディスクが市場の80%を占めると予測しています。

現在 GLP-1 意外にも、様々なアプローチで肥満治療に効くかもしれないパイプラインが開発中でありますが、まだ各社臨床段階であり、今は期待値で買われているものが殆どではないでしょうか。

肥満治療薬と相場

肥満薬が市場で大ブームをもたらした、その初動は2023年8月上旬に観測されています。肥満薬でリードするノボ・ノルディスクは、2023年8月上旬に株価が80ドルから96ドルに急騰し、その1ヶ月後の9月中旬には100ドルにまでわずか短期間で上昇しました。その後季節性アノマリーのプルバックがあったものの、年末には105ドルまで上昇し、2024年2月現在も GLP-1 の肥満薬は話題になっており、NVO の株価は120ドルに達しています。

ノボ・ノルディスクと同じく、それ以上に肥満薬市場をリードする製薬大手の巨人がイーライリリーです。イーライリリーも2023年8月上旬に株価が445ドルから534ドルに急騰、1ヶ月後の9月中旬には599ドルに上昇、その後プルバックをこなし年末には607ドル、年を明けて引き続き肥満薬のブームを受けて2月下旬には794ドルまで急騰しています。

肥満薬の市場をリードする製薬大手がイーライリリーとノボ・ノルディスクです。基本的にこの2社の GLP-1 薬が引率するトレンドに倣って、臨床段階の GLP-1 薬、NASH (MASH)、INHBE のパイプラインを開発するバイオ企業の株価が形成されています。

また臨床段階のバイオ企業の株価も、GLP-1 のパイプラインを持ってて期待値の高い VKTX を先頭に、続いて NASH (MASH) のパイプラインを開発する AKRO、TERN、ETNB、(MDGL) や INHBE(アクチビンE) のパイプラインを開発している WVE、ARWR、ALNY が追いかけている展開といった感じです。

私が GLP-1 に目を向け始めたのが話題になってから少し経った2023年10月頃と、かなり出遅れた感があります。例えば2024年2月現在市場をリードしている GLP-1 薬のパイプライン VKTX は、2022年の底値2ドルから2023年6月には26ドルぐらいまで上昇しています。

その後 ASCO 後の利確の流れか、アノマリー的な調整・下落で同年10月には8ドルぐらいまで下落しました。この間に他の肥満治療薬を開発するバイオ企業も同じように売られ、利上げ終了、利下げ期待の中で再び買われ始めているのがここまでの流れです。

肥満は、今後10年間のヘルスケアのテーマになる?

バイオ分野に精通した海外の投資家は、肥満は、現在革新的なブームとなっているAI技術のテーマと同様に、今後10年間のヘルスケアのテーマになるだろうと予想する。

肥満治療薬の市場は、GLP-1 がリードするはずだが、有効性と忍容性のプロフィールが異なる他の MOA (Mode of Action = 作用機序) がそれに続くだろうと述べています。

肥満治療薬市場は、GLP-1 アゴニストを中心に、NASHやINHBE、NLRP3などの新たな治療ターゲットに対する研究開発が進む中で、引き続き成長が期待されています。

大手製薬会社だけでなく、臨床段階のバイオ企業もこの市場の発展に大きく貢献しており、投資家にとっては新たな機会を提供しています。肥満治療薬のブームは、医療の進歩とともに、経済的な側面からも大きな注目を集めています。

もちろん、全てが良いニュースばかりではないでしょう。GLP-1 受容体作動薬は肥満や2型糖尿病の治療において大きな進歩をもたらしていますが、万能薬ではありません。

これらの薬剤は、体重減少や血糖値の改善に有効であることが示されていますが、全ての患者にとって最適な解決策とは限らず、また全ての病態に対して効果的であるわけではありません。

この記事は海外のバイオ投資家、バイオ分野に精通したファンドの情報、バイオ銘柄の値動きを日々観察して書いたものです。この記事は投資を助言するものではありません。