Zoomy

Spire Global、4億7600万ドルのNASA IDIQ契約に選定

Spire Global、4億7600万ドルのNASA IDIQ契約に選定

Spire Global (スパイア・グローバル)、4億7600万ドルのNASA IDIQ契約に選定。

宇宙ベースのデータ、分析、宇宙サービスの世界的大手プロバイダーである Spire Global (スパイア・グローバル / NYSE: SPIR) は、NASAの商業小型衛星データ取得(CSDA)プログラム向けに地球観測データを提供するため、NASAから複数アワード、無期限納入、無期限数量(IDIQ)契約に選定された。

この契約は5年間有効で、4億7,600万ドルを上限として、選定されたすべての契約者の間でタスクオーダーを競う機会が与えられる。

NASA、商業小型衛星データ取得請負業者を選定

Spire は、NASAの地球科学研究および応用活動を支援するために、完全に配備された衛星コンステレーションからの地球観測データ、関連するメタデータおよび付帯情報の包括的なカタログをNASAに提供する。収集・共有されるデータには以下が含まれるが、これらに限定されるものではない:

– GNSS電波掩蔽(GNSS-RO)観測データ。これは気象モデルに同化され、地球規模の気象予報精度を向上させることができる

– GNSS反射法データ(GNSS-R)による海氷、土壌水分、海上風速の測定

– 電離層を監視し、宇宙での気象現象に備え、対応するための電子密度とシンチレーションの宇宙気象測定

– 軌道抵抗モデルの誤差を補正するための衛星の状態ベクトル、高度、精密軌道決定データ

– 磁力計による観測

Spire の連邦政府営業担当副社長チャック・キャッシュは次のように語る。

より良い、より正確な地球観測データは、我々が今日直面している複雑化する気候問題に対処するために不可欠です。NASAとCSDAプログラムとの長年にわたる協力により、私たちは高品質の地球観測データと、より持続可能な未来に貢献する革新的なソリューションを提供し続けることができます。

Spire は2018年のパイロット版から同機関のCSDAプログラムに参加している。