ウォーレン・バフェット率いる Berkshire Hathaway（バークシャー・ハサウェイ）は、2025年第2四半期（Q2）の米証券取引委員会（SEC）への13-F報告書を提出しました。

今回の開示で特に注目を集めたのは、UnitedHealth Group（UNH）株を新規で約503万株取得したことです。取得分はポートフォリオ全体の約0.61%を占め、ヘルスケア分野への新たな大型参入として市場の関心を集めています。

🚨BREAKING WARREN BUFFETT BUYS 5 MILLION OF $UNH SHARES!!!! I TOLD YOUUU!!! pic.twitter.com/MXdUZfg2Mk

— Deep Value Investing (@DeepIceValue) August 14, 2025

新規購入（Buy）

UnitedHealth Group (UNH） – 5,039,564株（ポートフォリオ比率 約0.61%）
Nucor（NUE） – 6,614,112株
Lennar（LEN） – 7,048,993株
D.R. Horton（DHI） – 1,485,350株
Lamar Advertising（LAMR） – 1,169,507株
Allegion（ALLE） – 780,133株

大幅追加（Add）

Pool Corp（POOL） – +136.26%
Lennar CL B（LEN.B） – +18.59%
Constellation Brands（STZ） – +11.58%
HEICO（HEI.A） – +11.40%
Chevron（CVX） – +2.91%
Domino’s Pizza（DPZ） – +0.51%

売却・削減

T-Mobile US（TMUS） – 全株売却（-100%）
Charter Communications（CHTR） – -46.54%
Liberty Media（FWONK） – -14.05%
Apple（AAPL） – -6.67%（2,000万株減）
Bank of America（BAC） – -4.17%（2,630万株減）
DaVita（DVA） – -3.83%

今回のポートフォリオ調整は、ヘルスケアと住宅関連株の新規参入・増強が目立つ一方、通信や一部の金融・大型テック銘柄ではポジション縮小が見られます。

特に、バフェットが長年保有してきたT-Mobile USの全株売却は市場関係者に驚きを与えており、今後の戦略転換にも注目が集まりそうです。