Zoomy

マネックス証券が個人向けに「SpaceXファンド」の募集を開始

SpaceX ファンド

マネックス証券株式会社が、2023年7月4日 (火) [予定] より、個人向けユニコーンファンドの第5弾として、「SpaceXファンド (Space Exploration Technologies Corp.)」の募集を開始する。

特定の条件を満たす投資家にのみ販売

通常、個人投資家が非上場企業に投資する機会は、上場株式への投資に比べて少ないことが知られています。しかし、マネックス証券は、個人投資家が海外の大規模スタートアップ企業(ユニコーン企業)に投資できるようにするため、HiJoJo Partners と提携しています。

この提携により、2021年9月から「HiJoJoユニコーンファンド」シリーズの取り扱いを開始しました。そして今回、新たに「SpaceXファンド」の募集を開始します。このファンドは、宇宙輸送と衛星インターネットサービスを提供する企業「SpaceX」に投資することを目指しています。ただし、このファンドは特定の条件を満たす投資家にのみ販売される予定です。

SpaceX ファンド

「SpaceX ファンド」は、その名の通り「SpaceX」に投資することを目指すファンドのファンド(ファンドオブファンズ)です。このファンドは、複数の投資先候補の中から選ばれたファンドに直接投資します。

 最終的な投資対象である「SpaceX」は、宇宙輸送と衛星インターネットサービスなどの宇宙関連事業を展開するアメリカの企業で、この急成長が予想される宇宙関連産業のリーディング企業です。

SpaceXファンド主な概要

SpaceXファンドのファンド商品説明書を確認しますと、

募集期間 : 2023年7月4日〜2023年7月20
募集単位 : 1口20万円、最低10口200万円以上
募集上限人数 : 490人
契約期間 : 2028年7月31日まで(5年間)

というような内容ですので、あまり一般的な個人投資家には関係ないかな … と言った感じでしょうか。

まとめ

SpaceX に投資したいという個人投資家は、SpaceX の IPO を待つか、宇宙SPAC銘柄で御茶を濁すのが良いのではないかと思っています。ネームバリューにつられて、お金持ってる人が買うような商品ではないでしょうか … ちなみに、ファンドを介して投資する際のデメリットは以下の通りです。

・手数料と経費
ファンドはプロのポートフォリオマネージャーによって管理され、そのサービスには手数料が発生します。これらの手数料は、ファンドのパフォーマンスに直接影響を与え、投資リターンを減少させる可能性があります。

・制御の欠如
ファンドを通じて投資すると、個々の投資の選択については制御できません。ファンドマネージャーが投資を行うため、投資家はその選択に影響を与えることができません。

・流動性の問題
一部のファンドは、投資家が資金を引き出すのに制限を設けています。これは、特に市場が下落しているときや、投資家が急速に資金を必要としているときに問題となる可能性があります。

・パフォーマンスの不確実性
ファンドマネージャーの選択や市場の動向により、ファンドのパフォーマンスは保証されません。投資家は、ファンドが期待通りのリターンを提供しない可能性に常に直面しています。