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Rocket Lab、wallstreetbets で再び注目を集める

【記事には広告を含む場合があります】

Rocket Lab

衛星ブロードバンドの AST SpaceMobile (ASTS) がロケットのように株価が連日上昇すると共に、同じく宇宙 SPAC 銘柄、宇宙セクターとして Rocket Lab (RKLB) の注目が再び高まってきました。思い起こすと、Rocket Lab が熱い注目を集めたのは、2020年11月の SPAC 上場後の2021年9月、金融相場も後押して SpaceX の唯一のライバル企業ということで話題となり株価は一時21ドルまで急騰しました。

それから早3年、2024年4月に2ドルだった AST SpaceMobile は、たった4ヶ月経った8月16日現在31ドルと株価は15倍以上に上昇を続けています。こうなると、市場では似たセクターで二匹目のドジョウ探しが始まります。

そしてかの WSB こと wallstreetbets が目につけたのが、同じく宇宙SPACで成長を続ける、ロケット打上げ会社からエンド・ツー・エンドの宇宙企業としての成長をみせる Rocket Lab です。

Rocket Lab の鬼才CEOピーター・ベック氏が描くエンド・ツー・エンドの宇宙企業への野望

この宇宙SPAC、宇宙セクターは、2024年に入ってかつて人気を博していた小型ロケット打上げ/ロケットエンジンの Astra (ASTR) が上場廃止に追い込まれるなど、最近では Terran Orbital (LLAP) が Lockheed Martin に買収されました。

他にも1ドル割れを起こし、低迷する Momentus (MNTS) は過去に株式併合して後がなく、Satixfy Communications (SATX) も似たような状況に追い込まれています。

その中でも株価的に期待値が高い宇宙企業が、AST SpaceMobile と Rocket Lab の2社という訳です。早速、wallstreetbets で取り上げられた「RKLB が次の注目株」というポストをご紹介します。

RKLB が次の注目株

wallstreetbets の少年たちは、ピックアップを始めている…まだ妥当な評価額で RKLB 株を買えるのは恵まれている。誇大広告がまだ効いていない。

1. Neutron (ニュートロン : 中型ロケット)

Neutron (ニュートロン : 中型ロケット) は Rocket Lab の中型クラスのロケットで、SpaceX の Falcon 9 よりも優れたものになると考えられています。再利用性を考慮して最初から設計されているためです。

先進的なカーボンファイバーの機体は、すでに Electron で実戦テストされており、Neutron の第1段は最終的に20回の飛行が可能になると予測されています (Falcon 9 のようにプロプルシブ着陸)。

9基の Archimedes エンジンが Neutron に電力を供給し、最初の生産型 Archimedes は102%の出力でテストされました。これにより、このエンジンは2025年中頃に初飛行の準備が整うと考えられます。

2. 鬼才CEOの Peter Beck

Rocket Lab の CEO である Peter Beck は、Elon Musk のようなパーソナリティ障害や行動上の問題を持たない天才です (笑)。彼は2006年に会社を設立した天才エンジニアで、現在の Rocket Lab に成長させました。

3. Electron (エレクトロン : 小型ロケット)

Electron (エレクトロン : 小型ロケット) は、歴史上どの打ち上げロケットよりも早く50回の飛行を達成しました (Falcon 9 よりも早いです)。

4. 前四半期は過去最高の業績を記録

会社は今年、4億ドルの年間収益を目指しており、前四半期は過去最高の業績を記録しました。

5. 安定の宇宙システムの収益

宇宙システムは現在、収益の3分の2を占めており、これは打ち上げ収益よりも高い利益率で、かつ変動が少ない収益です。

6. コンステレーション (人工衛星群) を構築するビジョン

Rocket Lab の最終目標は、自社のコンステレーション(人工衛星群)を構築し、運営することです。これは、SpaceX が Starlink で行っていることと同じです。Peter Beck は具体的にどのような用途になるかは明言していませんが、最後の決算発表で、計画があることを示唆しました。しかし、詳細についてはまだ明かしていません。

7. 2026年頃の収益化が期待される

会社は2026年頃には収益化が期待されます。Neutron の研究開発費が初飛行後に大幅に削減されるためです。

この wallstreetbets をポストした人は、12,000株を保有していると言います。ご自身で調査を行ってください。お読みいただきありがとうございます。

RKLB 投資家の雑感

Rocket Lab は定期的に話題になりはするけど、ここ数年株価的にも底値レンジで推移していました。しかし、AST SpaceMobile の株価が発射されたことで、同じく宇宙セクターで、成長のポテンシャルが高い Rocket Lab が見直される、注目を集める可能性は高いと思います。

私は Rocket Lab が SPAC 上場してマージされる前から追っており、ロングしている理由を記事にしてご紹介しています。

Rocket Lab のアウトサイダーなCEO、ピーター・ベックは最高のストーリーを語る

最も成功した民間ロケット会社の一つ、Rocket Lab (ロケット・ラボ)

Peter Beck と Rocket Lab (ロケットラボ) の物語

Rocket Lab、wallstreetbets で再び注目を集める

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Rocket Lab

衛星ブロードバンドの AST SpaceMobile (ASTS) がロケットのように株価が連日上昇すると共に、同じく宇宙 SPAC 銘柄、宇宙セクターとして Rocket Lab (RKLB) の注目が再び高まってきました。思い起こすと、Rocket Lab が熱い注目を集めたのは、2020年11月の SPAC 上場後の2021年9月、金融相場も後押して SpaceX の唯一のライバル企業ということで話題となり株価は一時21ドルまで急騰しました。

それから早3年、2024年4月に2ドルだった AST SpaceMobile は、たった4ヶ月経った8月16日現在31ドルと株価は15倍以上に上昇を続けています。こうなると、市場では似たセクターで二匹目のドジョウ探しが始まります。

そしてかの WSB こと wallstreetbets が目につけたのが、同じく宇宙SPACで成長を続ける、ロケット打上げ会社からエンド・ツー・エンドの宇宙企業としての成長をみせる Rocket Lab です。

Rocket Lab の鬼才CEOピーター・ベック氏が描くエンド・ツー・エンドの宇宙企業への野望

この宇宙SPAC、宇宙セクターは、2024年に入ってかつて人気を博していた小型ロケット打上げ/ロケットエンジンの Astra (ASTR) が上場廃止に追い込まれるなど、最近では Terran Orbital (LLAP) が Lockheed Martin に買収されました。

他にも1ドル割れを起こし、低迷する Momentus (MNTS) は過去に株式併合して後がなく、Satixfy Communications (SATX) も似たような状況に追い込まれています。

その中でも株価的に期待値が高い宇宙企業が、AST SpaceMobile と Rocket Lab の2社という訳です。早速、wallstreetbets で取り上げられた「RKLB が次の注目株」というポストをご紹介します。

RKLB が次の注目株

wallstreetbets の少年たちは、ピックアップを始めている…まだ妥当な評価額で RKLB 株を買えるのは恵まれている。誇大広告がまだ効いていない。

1. Neutron (ニュートロン : 中型ロケット)

Neutron (ニュートロン : 中型ロケット) は Rocket Lab の中型クラスのロケットで、SpaceX の Falcon 9 よりも優れたものになると考えられています。再利用性を考慮して最初から設計されているためです。

先進的なカーボンファイバーの機体は、すでに Electron で実戦テストされており、Neutron の第1段は最終的に20回の飛行が可能になると予測されています (Falcon 9 のようにプロプルシブ着陸)。

9基の Archimedes エンジンが Neutron に電力を供給し、最初の生産型 Archimedes は102%の出力でテストされました。これにより、このエンジンは2025年中頃に初飛行の準備が整うと考えられます。

2. 鬼才CEOの Peter Beck

Rocket Lab の CEO である Peter Beck は、Elon Musk のようなパーソナリティ障害や行動上の問題を持たない天才です (笑)。彼は2006年に会社を設立した天才エンジニアで、現在の Rocket Lab に成長させました。

3. Electron (エレクトロン : 小型ロケット)

Electron (エレクトロン : 小型ロケット) は、歴史上どの打ち上げロケットよりも早く50回の飛行を達成しました (Falcon 9 よりも早いです)。

4. 前四半期は過去最高の業績を記録

会社は今年、4億ドルの年間収益を目指しており、前四半期は過去最高の業績を記録しました。

5. 安定の宇宙システムの収益

宇宙システムは現在、収益の3分の2を占めており、これは打ち上げ収益よりも高い利益率で、かつ変動が少ない収益です。

6. コンステレーション (人工衛星群) を構築するビジョン

Rocket Lab の最終目標は、自社のコンステレーション(人工衛星群)を構築し、運営することです。これは、SpaceX が Starlink で行っていることと同じです。Peter Beck は具体的にどのような用途になるかは明言していませんが、最後の決算発表で、計画があることを示唆しました。しかし、詳細についてはまだ明かしていません。

7. 2026年頃の収益化が期待される

会社は2026年頃には収益化が期待されます。Neutron の研究開発費が初飛行後に大幅に削減されるためです。

この wallstreetbets をポストした人は、12,000株を保有していると言います。ご自身で調査を行ってください。お読みいただきありがとうございます。

RKLB 投資家の雑感

Rocket Lab は定期的に話題になりはするけど、ここ数年株価的にも底値レンジで推移していました。しかし、AST SpaceMobile の株価が発射されたことで、同じく宇宙セクターで、成長のポテンシャルが高い Rocket Lab が見直される、注目を集める可能性は高いと思います。

私は Rocket Lab が SPAC 上場してマージされる前から追っており、ロングしている理由を記事にしてご紹介しています。

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