
2026年5月13日:2026年Q1決算・事業アップデートを発表。ACR-368 Phase 2bについて、Arm 3 / Arm 4の両方、すなわち biopsy-independent / serous all-comer endometrial cancer の2アームを対象に、2026年下半期に同時中間解析・データ更新を予定。
2026年5月13日:ACR-368 Arm 4について、登録・投与が開始済みであることを公表。Arm 4は、Arm 3と同じ serous EC all-comer 集団を対象に、ACR-368単剤を評価するアーム。
2026年5月13日:会社は、2026年下半期の中間データを踏まえ、ACR-368 Arm 3またはArm 4のいずれかについて、2026年Q4に登録完了を目指す方針を提示。
2026年5月13日:ACR-368 + PD-1 therapyによる frontline EC 向け confirmatory Phase 3 について、2026年中頃に試験準備完了を目指すと説明。
2026年5月13日:ACR-2316(WEE1/PKMYT1)は Phase 1/2 で拡大相へ向けて前進。週次投与で良好な忍容性と持続的な臨床活性を示唆し、主な毒性は一過性の好中球減少。AP3で選択された腫瘍、特にSCLC / sqNSCLCなどの重度前治療肺がんで反応・disease control が強調された。
2026年5月13日:ACR-2316について、2026年中に週次・隔週レジメンの追加データを提示し、AP3で同定された腫瘍タイプでdose expansionへ移行する計画。
2026年4月:AACR 2026で、ACR-368 × Topo1 ADC payload、ACR-368 × PD-L1阻害、ACR-2316 × PD-L1阻害の前臨床シナジーを提示。今後のADC併用・免疫チェックポイント阻害薬併用の開発余地を示した。
2026年5月13日:ACR-6840 / CDK11阻害プログラムについて、ACR-6840または代替CDK11阻害候補のIND提出時期は2027年上半期へ更新。従来の2026年Q4予定から後ろ倒し。
2026年3月31日時点:現金・現金同等物・投資有価証券は$97.7M。その後の資金調達による$7.3Mを加え、会社は2027年Q3までの運営資金を確保できる見込みと説明。
2025年2月5日:ACR-368の患者選択DxであるOncoSignature(EC)がBreakthrough Device指定。
承認済み製品:なし(開発中)
主力候補:ACR-368(prexasertib、CHK1/2阻害)— endometrial cancer、特に serous EC を中心に registrational-intent Phase 2b を進行中。現在は Arm 3(ACR-368 + ULDG) と Arm 4(ACR-368単剤) の biopsy-independent / serous all-comer 2アームが重要。
規制面:ACR-368 monotherapy はFast Track指定、OncoSignature assay(EC向け)はBreakthrough Device指定。さらに、frontline ECでの ACR-368 + PD-1 therapy confirmatory Phase 3の準備を進めており、2026年中頃の準備完了を計画。
第2候補:ACR-2316(WEE1/PKMYT1 デュアル阻害)— Phase 1/2で初期活性を確認。週次レジメンは確立済みで、隔週レジメンも進行中。2026年中に追加データと dose expansion 移行を計画。
前臨床:ACR-6840 / CDK11阻害プログラム — AP3由来の次世代細胞周期候補。IND提出は2027年上半期予定へ更新。
対象:endometrial cancer、特に serous EC
投与:単剤、または ULDG併用
対象:frontline endometrial cancer
作用:CHK1/2阻害 + 免疫チェックポイント阻害による併用戦略
対象:AP3で優先化された固形がん
所見:初期データで忍容性と腫瘍縮小を確認。特にSCLC / sqNSCLCなどの重度前治療肺がんでPR・disease controlを示唆
対象:未開示(細胞周期系・AP3由来)
所見:AP3由来の次候補として指名された経口CDK11 inhibitorプログラム
| パイプライン | 対象 | 臨床フェーズ | 規制デザイン | 安全性(AESI) | 用法・用量 / 併用戦略 | 市場規模イメージ | ポイント(市場評価) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ACR-368(prexasertib, CHK1/2阻害) | endometrial cancer(特に serous EC) | Registrational-intent Phase 2b |
Fast Track(EC monotherapy) / OncoSignature(EC向け)Breakthrough Device。 Arm 3はACR-368 + ULDG、Arm 4はACR-368単剤。いずれも biopsy-independent / serous all-comer の設計。 2026年下半期にArm 3 / Arm 4の同時中間解析を予定。 |
主に血液毒性(好中球減少、血小板減少、貧血、白血球減少など)を監視。 |
単剤、または ULDG を sensitizer として併用。 serous ECにフォーカスし、生検不要のall-comer登録戦略を拡張。 |
中:再発EC、特にserous EC。frontline ECへの拡張余地あり。 |
serous ECでcORR 52%を示し、登録可能性を拡大。 2026年下半期のArm 3 / Arm 4同時中間解析が最大カタリスト。 |
| ACR-368 + PD-1 therapy | frontline endometrial cancer | Confirmatory Phase 3準備 |
ACR-368と免疫チェックポイント阻害薬の併用。 AACR 2026の前臨床データでPD-L1阻害とのシナジーを提示。 |
ACR-368由来の血液毒性に加え、PD-1/PD-L1阻害薬由来の免疫関連有害事象を監視。 | ACR-368 + PD-1 therapy。 frontline ECでのconfirmatory試験として準備。 |
大:frontline ECに拡張できれば商業的意義は大きい。 |
Phase 2bの登録戦略と並行する長期アップサイド。 2026年中頃の試験準備完了が目標。 |
| ACR-2316(WEE1/PKMYT1 デュアル阻害) | 固形がん(AP3で高感受性腫瘍を選択) | Phase 1/2 |
用量漸増 → dose expansion を計画。 週次レジメンは確立済み、隔週レジメンも進行中。 2026年中に追加データ公表と拡大相移行を計画。 |
主に機序関連の血液毒性。特に一過性の好中球減少。 会社側は非血液学的有害事象が限定的である点を強調。 |
経口レジメン最適化。 AP3で選択された腫瘍、特にSCLC / sqNSCLCなどで拡大を検討。 |
中:横断的な固形がん。肺がんでシグナルが強まれば評価余地あり。 |
初期段階ながら、SCLC / sqNSCLCでPR・disease controlを示唆。 AP3選択の妥当性と、WEE1/PKMYT1二重阻害の差別化が評価ポイント。 |
| ACR-6840 / CDK11阻害プログラム | 未開示 | IND-enabling / Preclinical | AP3由来の内部創製候補。ACR-6840または代替CDK11候補をINDへ進める計画。 | 前臨床段階のため未確定。細胞周期阻害に伴う血液毒性・消化器毒性などを非臨床で評価。 | 経口CDK11 inhibitor。 | 小〜中:将来のパイプライン拡張余地。 | 2027年上半期:IND提出予定へ更新。従来の2026年Q4予定から後ろ倒し。 |
- ACR-368:最新の焦点は serous EC。cORR 52%を背景に、Arm 3(ULDG併用)とArm 4(単剤)の biopsy-independent / serous all-comer 2アームで登録戦略を進めています。
- 最大カタリスト:2026年下半期の ACR-368 Arm 3 / Arm 4 同時中間解析・データ更新。ここでULDG併用と単剤のどちらが登録戦略として強いかが見えてきます。
- 登録完了目標:中間解析の結果を踏まえ、2026年Q4にArm 3またはArm 4の登録完了を目指す構図です。
- Phase 3準備:frontline ECでの ACR-368 + PD-1 therapy confirmatory Phase 3 は、2026年中頃に準備完了を目指すとされています。
- ACR-2316:Phase 1/2は拡大相へ前進。主な毒性は一過性の好中球減少で、SCLC / sqNSCLCなどAP3優先腫瘍での臨床活性が注目点です。
- ACR-6840:CDK11阻害プログラムのINDは2027年上半期へ後ろ倒し。短期の主役はACR-368とACR-2316です。
- 資金体制:2026年3月末の現金等は$97.7M、その後の資金調達$7.3Mを含め、ランウェイは2027年Q3まで。
ACRVは、ACR-368のserous ECデータとACR-2316の初期肺がんシグナルを背景に、再びイベント株として注目されやすい局面にあります。特にRA Capitalは2026年4月時点で12,284,906株、28.8%を保有し、前回比で+3,888,888株の買い増しとなっており、同社に対する関与度はかなり高いです。
ただし、現在の株価評価はまだ大きくディスカウントされています。市場が見ているのは、ACR-368のserous ECにおける52% cORRが、Arm 3 / Arm 4のより大きなall-comer集団でも再現できるか、そして単剤とULDG併用のどちらが規制上・商業上の最適ルートになるかです。
投資目線では、2026年下半期のArm 3 / Arm 4同時中間解析が最重要であり、ここで高いORR、十分なDoR、許容可能な血液毒性が確認できれば、Phase 2bからの登録可能性とfrontline Phase 3の価値が再評価される可能性があります。一方で、データが小規模・単群・血液毒性を伴う点は引き続き注意点です。
ACR-368 / ACR-2316 データアップデート
ACR-368(EC)Phase 2bの更新、ACR-2316 Phase 1初期データ、ACR-6840/CDK11プログラムを開示。
ACR-368 Arm 4 登録・投与開始
serous EC all-comer集団を対象に、ACR-368単剤を評価するArm 4の登録・投与を開始。Arm 3のULDG併用と比較可能な重要アーム。
ACR-368 + PD-1 therapy:confirmatory Phase 3準備完了目標
frontline ECでの確認Phase 3に向けた試験準備を進める。AACR 2026の前臨床シナジーデータが併用戦略を補強。
ACR-368:Arm 3 / Arm 4 同時中間解析・データ更新
biopsy-independent / serous EC all-comerの2アームで、ACR-368 + ULDGとACR-368単剤の有効性・安全性を確認。2026年最大のカタリスト。
ACR-2316 追加データ → Dose expansion 移行
週次・隔週レジメンの追加データを提示し、AP3で選択された腫瘍タイプで拡大相へ移行する計画。
ACR-368 Arm 3またはArm 4 登録完了目標
2026年下半期の中間データを踏まえ、registrational-intent all-comer serous ECアームの登録完了を目指す。
ACR-6840 / CDK11阻害候補 IND提出予定
ACR-6840または代替CDK11阻害候補について、FDAへのIND提出を予定。従来の2026年Q4予定から後ろ倒し。
資金ランウェイの目安
2026年3月末の現金等$97.7Mと、その後の資金調達$7.3Mを踏まえ、現在の計画では2027年Q3まで運営資金を確保できる見込み。
ACR-368 + PD-1 therapy のfrontline EC confirmatory Phase 3準備完了。併用戦略の具体化。
ACR-368 Arm 3 / Arm 4 同時中間解析・データ更新。ULDG併用と単剤のどちらが登録戦略として有望かを判断する最重要イベント。
ACR-2316 追加データ。週次・隔週レジメンの安全性、SCLC / sqNSCLCなどAP3選択腫瘍での反応、dose expansion移行。
ACR-368 Arm 3またはArm 4の登録完了、ACR-6840 / CDK11阻害候補のIND提出。
