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Made By Sunny Side Up 再構築バックの魅力

岡山・児島のリメイクを主体としたブランド Made By Sunny Side Up (メイドバイサニーサイドアップ) の再構築 DAY BAG「REMAKE NAVY LINEN DAY BAG」をご紹介します。Made By Sunny Side Up と言えば、代名詞でもあるUSEDのデニムを解体し、異なる2本のデニムを再構築した「2 for 1」シリーズが有名です。

2for1シリーズには、2本のUSEDデニムパンツを再構築した「2for1デニムパンツ」や、Levis と Lee のデニムジャケットを解体して再構築した「2 for 1 Denim Jacket “Levis × Lee”」などが人気です。

今回発売されたのが、たまにしかリリースされないという Sunny Side Up のバッグのラインです。このバックラインでは、以前にミリタリーテイスト満載の「Remake Aviator Back Pack」という、その名の通りアメリカ軍飛行士が使用していたアヴィエーターバッグを一度解体し構築したバックパックを販売しています。

個体差を楽しみながら選ぶ楽しさ

Sunny Side Up のバックラインの魅力と言えば、たまにしか発売されない希少性と、その個体差、ダメージ具合、状態、素材感など表情が違うモノを選んで買う楽しさもあります。また、正規品の生産ラインとは全く違った圧倒的なヴィンテージ感、風合いがもかっこいいですね。

REMAKE NAVY LINEN DAY BAG

そして今回登場したのが、イタリア軍のリネンデニムが使用されたバッグを解体し再構築したデイバックです。イタリア軍バックの肩紐のパーツなどは活かしつつ、ジップなどは新しいモノを使っています。外ポケット (ジップ付き) とメイン2つのみのシンプルなデイバックは、背負った時のシルエットがかっこいいです。こちらは2022年5月中旬頃に、岡山や熊本のセレクトショップで取り扱いが開始されました。私は熊本のセレクトショップ LURACHUNA さんで購入しました。

個体によっては、英語の文字が表面に配置されていたり、すり傷、ステッチ、縫い目、生地のブラックとネイビーの色合いなど、今回のデイバックは風合いの魅力がビシビシと伝わってきます。前回のミリタリーテイストの「Remake Aviator Back Pack」に比べると、肩紐のデザイン性が高く、タウンユース的な印象を与えます。バックオンリーだけ見ると、ベルリンのファクトリーで作られたような架空のストーリーさえも思い浮かびます。

リメイク系のリュックってカッコいい or ダサいの2択だと思うのですが (たまにかわいらしいのも有りますが)、Made By Sunny Side Up は本当にカッコいいですね。他にリメイクリュックで思い当たるのは、Kapital KOUNTRY の職人が作っている10万くらいする「4号帆布 セパレートアーミーザック(ジャーニーリメイク)」などでしょうか。これは少し個性が強過ぎですね。

使用感 (レビュー)

ビジュアル、背負ったときのシルエットは最高ですが、ショルダーパッドなどが入っていないため、あまり重いものを運ぶのは厳しいと思います。また、以外にも夏に REMAKE NAVY LINEN DAY BAG を背負うと、ショルダーベルト部分に熱がこもり、熱を逃さないためじんわりと汗をかきます。汗等を気にしないのであれば問題ないと思いますが、汗で臭くなるのは嫌だという方には、秋冬の涼しい時期に使用すると良いでしょう。