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【DFTX】Definium Therapeutics カタリストとロードマップ

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2026年1月12日、MindMed は社名を Definium Therapeutics (DFTX) に変更しました。これに伴いティッカーシンボルも1月15日に「MNMD」から「DFTX」に変更されました。

「MM120 ODT」Phase 3 設計の特徴(VOYAGE / PANORAMA / EMERGE)

共通コンセプト

・単回投与のODT(Zydis®)
迅速吸収・バイオアベイラビリティ向上を狙った口腔内崩壊錠。当日(施設内)単回投与+フォローという運用を全試験で踏襲。

・二段構えの読出し
まずPart A=二重盲検12週のトップライン、その後に耐久/追跡を評価(試験ごとに詳細はプロトコル参照)。

・用量選択の根拠
P2b(GAD)で100 µgが最適シグナル→P3の主用量に採用。

VOYAGE(GAD・最初のレジストレーションP3)

・対象/規模/地域:GAD、約200例、米国単国。
・群/割付:100 µg vs プラセボ(1:1)、二重盲検。
・主要評価:HAM-A の12週変化(Part A)。
・読出し時期:2026年上期トップライン(Part A)。

AMA(GAD・再現性検証の2本目P3)

・対象/規模/地域:GAD、約250例、米国+欧州。
・群/割付:100 µg / 50 µg / プラセボ(2:1:2)、二重盲検。
・目的の特徴:用量反応と再現性を同時に検証。
・読出し時期:2026年下期トップライン(Part A)。

EMERGE(MDD・第1本目のP3)
・対象/規模/地域:MDD、約140例、主に米国。
・群/割付:100 µg vs プラセボ(1:1)、二重盲検。
・主要評価:MADRS の6週変化(Part A)。
・読出し時期:2026年下期トップライン(Part A)。

ポイント

DFTX(Definium Therapeutics)は、主力薬 DT120 ODT を「一つの薬で複数適応」に展開しています。中心は DT120 ODT(旧MM120、lysergide tartrate / LSD・口腔内崩壊錠) で、同じ薬を以下の精神疾患に横展開しています。

薬剤 適応 フェーズ 状況
DT120 ODT MDD:大うつ病 Phase 3 EMERGE陽性。2本目のASCENDも進行中
DT120 ODT GAD:全般不安障害 Phase 3 VOYAGE / PANORAMA の2本が進行中
DT120 ODT PTSD Phase 3予定 Haven試験を2027年開始予定
DT402 ASD:自閉スペクトラム症 Phase 2a 別薬剤。R(–)-MDMA

つまり、DT120 ODT = MDD / GAD / PTSD の3適応を狙う主力フランチャイズです。MDD では2026年6月に Phase 3 EMERGE が陽性で、6週時点の MADRS でプラセボ調整差 -8.1点を出しました。

GAD では VOYAGE が登録完了、PANORAMA もスクリーニング終了で、2026年Q3に2本の読出しが予定されています。PTSD は2027年に Phase 3 開始予定です。

承認済み製品 / 現状

承認済み製品:なし(開発中)

会社名:Definium Therapeutics, Inc.(旧 Mind Medicine / MindMed)— 2026年1月にリブランド。Nasdaqティッカーは MNMD → DFTX に変更。

主力候補:DT120 ODT(旧 MM120、lysergide tartrate / LSD・口腔内崩壊錠)— GAD(全般不安障害)/ MDD(大うつ病)/ PTSD を対象に開発中。MDDでは EMERGE Phase 3 が陽性。GADでは VOYAGE / PANORAMA の2本のPhase 3が進行中。

補足:DT402(旧 MM402、R(–)-MDMA)— ASD(自閉スペクトラム症)の中核症状を対象に Phase 2a が進行中。初期データは2026年中の見通し。

主要臨床成績
2026年6月
DT120 ODT(MDD)EMERGE Phase 3 陽性:MADRS Week 6でプラセボ調整差 -8.1点、p<0.0001

Week 12
EMERGE:MADRS Week 12でもプラセボ調整差 -7.3点、p<0.0001。単回投与後の持続性を示唆

Week 1
EMERGE:MADRS Week 1でプラセボ調整差 -14.2点、p<0.0001。迅速発現が焦点

2026年Q3前半
DT120 ODT(GAD)VOYAGE:登録完了、トップライン予定

2026年Q3後半
DT120 ODT(GAD)PANORAMA:スクリーニング終了、トップライン予定

2027年
DT120 ODT(MDD)ASCEND:2本目のMDD Phase 3。初回投与済み、トップライン予定

2028年まで
資金ランウェイ:2026年3月末の現金・有価証券等 $373.4M、2028年まで運営可能見通し

$500M
公募提案:2026年6月に普通株・pre-funded warrantsによる$500M公募提案を発表。追加購入オプションは最大$75M

臨床試験パイプライン
Phase 3(EMERGE:陽性)
DT120 ODT(MDD)

対象:大うつ病(MDD)。149例、100µg vs プラセボ、1:1。12週二重盲検期(Part A)+40週オープンラベル延長期(Part B)。

作用:5-HT2A 部分作動薬。LSD由来のlysergide tartrateをZydis® ODT化した製剤。単回投与で迅速かつ持続的な抗うつ効果を狙う。

主要評価:
MADRS Week 6:DT120 -13.3、プラセボ -5.2、プラセボ調整差 -8.1点、p<0.0001
持続性:
MADRS Week 12:DT120 -11.0、プラセボ -3.6、プラセボ調整差 -7.3点、p<0.0001
即効性:
MADRS Week 1:DT120 -17.6、プラセボ -3.4、プラセボ調整差 -14.2点、p<0.0001
反応率:
MADRS response rate(≥50%改善)Week 6:DT120 35%、プラセボ 7%、p<0.001
寛解率:
MADRS remission rate(≤12)Week 6:DT120 24%、プラセボ 3%、p<0.01
安全性:
TEAEの99%が軽度〜中等度。一過性で投与日中心。重篤な有害事象・自殺念慮増加シグナルなし
運用面:
投与日チェックリスト基準到達まで平均5.8時間、中央値5.1時間。全例が8時間以内に基準到達

Phase 3(ASCEND)
DT120 ODT(MDD)

対象:大うつ病(MDD)。約175例、100µg / 50µg / プラセボ、2:1:2。米国で実施。

作用:EMERGEに続く2本目のMDD登録試験。50µgアームを含め、functional unblindingリスクを抑える補完的デザイン。

進捗:
2026年5月に初回投与済み
主要評価:
MADRS Week 6における100µg vs プラセボのベースラインからの変化
試験構成:
12週二重盲検期(Part A)+40週オープンラベル延長期(Part B)
次読出し:
2027年 トップライン予定
ポイント:
EMERGE陽性後、MDDでのNDA戦略を固めるうえで再現性確認が焦点

Phase 3(VOYAGE)
DT120 ODT(GAD)

対象:全般不安障害(GAD)。214例、100µg vs プラセボ、1:1。米国で実施。

作用:5-HT2A 部分作動薬。単回投与による迅速かつ持続的な不安症状改善を狙う。

進捗:
登録完了
次読出し:
2026年Q3前半 トップライン予定
主要評価:
HAM-A Week 12におけるベースラインからの変化
背景:
GADでFDA Breakthrough Therapy指定を取得済み
ポイント:
GADで最初のPhase 3読出し。PANORAMAと合わせてNDA戦略の中核

Phase 3(PANORAMA)
DT120 ODT(GAD)

対象:全般不安障害(GAD)。目標登録数は約200例、100µg / 50µg / プラセボ、2:1:2。米国・欧州で実施。

作用:VOYAGEの再現性確認に加え、50µgアームを用いてfunctional unblindingリスクを抑える設計。

進捗:
スクリーニング終了。登録は200例超
次読出し:
2026年Q3後半 トップライン予定
主要評価:
HAM-A Week 12における100µg vs プラセボのベースラインからの変化
設計:
50µgアームを低用量コントロールとして設定し、盲検性の課題を補完
ポイント:
GADでの再現性確認。VOYAGE成功時の承認確度を大きく左右

Phase 3(Haven:予定)
DT120 ODT(PTSD)

対象:心的外傷後ストレス障害(PTSD)。約200例、DT120 ODT vs プラセボ、1:1を想定。

作用:GAD / MDDでのDT120の効果をPTSDへ拡張する戦略。トラウマ関連症状に対する単回投与モデルを検証予定。

進捗:
2027年開始予定
主要評価:
CAPS-5 Week 8を想定
試験規模:
約200例、1:1割付
ポイント:
DT120フランチャイズの適応拡大余地。GAD/MDD成功後の追加価値として注目

Phase 2a(進行中)
DT402(R(–)-MDMA:ASD)

対象:成人ASD。最大20例の単回投与・オープンラベル試験。

作用:R(–)-MDMAによるプロソーシャル作用を活用し、ASDの中核的な社会性・コミュニケーション症状への効果を探索。ラセミMDMAやS体と比べた忍容性差も焦点。

進捗:
Phase 1完了後、成人ASDを対象としたPhase 2aが進行中
試験設計:
単施設、オープンラベル、単回投与、約20例
対象年齢:
18〜65歳の成人ASD
次読出し:
初期データは2026年予定
ポイント:
ASD中核症状に対する薬物治療は未充足が大きく、初期シグナルが重要

パイプライン早見表
パイプライン 対象 臨床フェーズ 規制デザイン 安全性(AESI) 用法・用量 / 併用戦略 市場規模イメージ ポイント(市場評価)
DT120 ODT(MDD:EMERGE) 大うつ病 Phase 3 陽性 登録指向P3。149例、100µg vs プラセボ、1:1。MADRS Week 6主要評価 TEAEの99%が軽度〜中等度。一過性で投与日中心。重篤な有害事象・自殺念慮増加シグナルなし 施設内で単回投与。投与日モニタリング+12週評価+40週延長期 大:MDDは巨大市場。既存抗うつ薬の反応遅延・寛解率・忍容性に未充足 最重要アップデート:Week 6でプラセボ調整差 -8.1点、p<0.0001。MDDでの承認可能性が大きく前進
DT120 ODT(MDD:ASCEND) 大うつ病 Phase 3 進行中 2本目のMDD登録試験。約175例、100µg / 50µg / プラセボ、2:1:2 EMERGEと同様、知覚変容、血圧/心拍、精神症状、自殺念慮などを厳格に評価 施設内単回投与。50µgアームでfunctional unblindingリスクを低減 2027年トップライン予定。EMERGEの再現性確認がMDD NDA戦略の鍵
DT120 ODT(GAD:VOYAGE) 全般不安障害 Phase 3 登録完了 登録指向P3。214例、100µg vs プラセボ、1:1。HAM-A Week 12主要評価 急性の知覚変容、血圧/心拍、悪心、不安増悪等の管理。投与日モニタリングが重要 施設内単回投与+フォローアップ 大:SSRI/SNRIで十分に満たされない未充足あり 2026年Q3前半トップライン予定。GADで最初のP3読出し
DT120 ODT(GAD:PANORAMA) 全般不安障害 Phase 3 進行中 登録指向P3。約200例、100µg / 50µg / プラセボ、2:1:2 上記同様。低用量アームにより盲検性・用量反応の課題を補完 施設内単回投与。50µgアームで用量反応・盲検性を補完 2026年Q3後半トップライン予定。VOYAGEとの再現性がGAD承認戦略の焦点
DT120 ODT(PTSD:Haven) PTSD Phase 3 開始予定 約200例、DT120 ODT vs プラセボ、1:1。CAPS-5 Week 8を主要評価に想定 精神症状、解離様症状、不安増悪、血圧/心拍、投与日管理 施設内単回投与+フォローアップ 中〜大:PTSDは治療選択肢が限られ、未充足が大きい 2027年開始予定。DT120の適応拡大余地として注目
DT402(R(–)-MDMA) ASD(中核症状) Phase 2a 進行中 最大20例の単回投与・オープンラベル試験。機能的バイオマーカーと臨床効果を探索 体温、血圧、心拍、精神症状、刺激性、安全性モニタリング 単回投与で初期シグナルを確認 中:ASD中核症状に対する承認薬は限定的で未充足が大きい 2026年初期データ予定。R(–)-MDMAの差別化とASDシグナルが焦点

レイヤー

DFTX は「DT120 ODT」という1つの主力薬を、GAD / MDD / PTSDへ横展開するタイプです。さらに、「DT402」という別資産でASDも持っています。

レイヤー 薬剤 適応 位置づけ
① MDD DT120 ODT 大うつ病性障害 Phase 3 Emerge試験がすでに成功。最重要レイヤーの一つ
② MDD 2本目 DT120 ODT 大うつ病性障害 Ascend試験。2027年にトップラインデータ予定
③ GAD DT120 ODT 全般不安症 Phase 3 Voyage/Panorama試験。2026年Q3に2本の重要データ予定
④ PTSD DT120 ODT 心的外傷後ストレス障害 Haven Phase 3試験を2027年に開始予定
⑤ ASD DT402 / R(-)-MDMA 自閉スペクトラム症の中核症状 Phase 2a。2026年に初期データ予定
⑥ その他brain health DT120 ODT 追加の精神・神経疾患 将来的なフランチャイズ拡張オプション

「DT120 ODT」を MDD、GAD、PTSD という巨大精神科市場に広げるという構造です。

・1つ目の大きなレイヤー:MDD
DFTXは2026年6月、MDDを対象としたPhase 3 Emerge のポジティブトップラインを発表しました。

・2つ目の大きなレイヤー:GAD
GAD、全般不安症もDFTXの大きな本丸です

・3つ目のレイヤー:PTSD
DFTXはDT120 ODTをPTSDにも広げる計画です。

・4つ目のレイヤー:DT402 / ASD
DFTXには、DT120とは別に DT402 があります。

ポイント
  • 社名・ティッカー更新:MindMedはDefinium Therapeuticsへリブランド。ティッカーは MNMD → DFTX に変更。
  • 薬剤名も更新:MM120 ODTDT120 ODT、旧 MM402DT402 として整理。
  • MDDで大きな前進:EMERGE Phase 3が陽性。MADRS Week 6でプラセボ調整差 -8.1点、Week 12でも -7.3点 と、単回投与モデルとして強いシグナル。
  • 即効性が差別化ポイント:EMERGEではWeek 1のMADRSでプラセボ調整差 -14.2点。既存抗うつ薬の「効き始めまで時間がかかる」課題に対する差別化材料。
  • 安全性・運用面:TEAEの大半は軽度〜中等度で投与日中心。投与日チェックリスト基準到達まで平均5.8時間、中央値5.1時間で、外来運用の現実性も投資家の注目点。
  • GADはこれから本番:VOYAGEが2026年Q3前半、PANORAMAが2026年Q3後半にトップライン予定。GADでのFDA Breakthrough Therapy指定も重要。
  • MDDの再現性確認:ASCENDは2026年5月に初回投与済み。2027年のトップラインでEMERGEの再現性が確認されれば、MDDでのNDA戦略がより明確になる。
  • 適応拡大:DT120はGAD / MDDに加えてPTSDへ拡張。Haven試験は2027年開始予定。
  • 早期パイプライン:DT402はASD Phase 2aが進行中。2026年の初期データが次の小型カタリスト。
  • 資金余力:2026年3月末時点の現金・有価証券等は $373.4M、2028年までのランウェイ見通し。
  • 公募イベント:2026年6月に$500M公募提案を発表。追加購入オプションは最大$75M。価格・最終条件確定後は希薄化率と参加投資家の確認が重要。

投資家向けの見方
  • 強気材料:MDD Phase 3で主要評価・主要副次評価を達成し、効果量も大きい。単回投与でWeek 1からWeek 12まで効果が見られた点は、既存薬との差別化につながる。
  • GAD成功時の上振れ:2026年Q3のVOYAGE / PANORAMAが成功すれば、GADでのNDA戦略が一気に具体化する。MDDに加えてGADも成功すれば、DT120は複数適応を持つ大型精神疾患フランチャイズとして評価されやすい。
  • 実装面の焦点:DT120はLSD由来のサイケデリック薬であるため、承認後の投与施設、投与日モニタリング、DEAスケジュール変更、保険償還、医療現場での導入負担が重要になる。
  • 規制面の焦点:GAD / MDDともに、盲検性、functional unblinding、投与日の急性作用、安全性モニタリング、自殺念慮評価などが規制審査で重要。
  • 財務面の焦点:$500M規模の公募提案は、商業化準備・追加試験・運転資金にはプラス。一方で、条件次第では希薄化が株価の短期重しになる可能性がある。

開発ロードマップ
完了:2026年1月

MindMed → Definium Therapeutics へリブランド

Nasdaqティッカーを DFTX に変更。薬剤名も MM120 → DT120、MM402 → DT402 へ整理。

完了:2026年4月

Investor and Analyst Day

DT120 ODTの臨床進捗・商業化戦略を説明。VOYAGEは登録完了、PANORAMAはサンプルサイズ再推定後に目標登録数を約200例へ更新。

完了:2026年5月

ASCEND 初回投与

MDDの2本目のPhase 3試験。約175例、100µg / 50µg / プラセボ、2:1:2。

完了:2026年6月

EMERGE Phase 3 陽性トップライン

MDDでMADRS Week 6の主要評価を達成。Week 1から効果が見られ、Week 12まで持続。安全性面でも重篤な有害事象や自殺念慮増加シグナルは確認されず。

2026年6月

$500M 公募提案

普通株およびpre-funded warrantsによる公募提案を発表。純資金は研究開発、DT120 ODTの商業化準備、運転資金などに充当予定。

2026年Q3前半

VOYAGE トップライン

GADの最初のPhase 3読出し。登録完了済み。HAM-A Week 12での有効性と安全性が焦点。

2026年Q3後半

PANORAMA トップライン

GADの2本目のPhase 3読出し。VOYAGEとの再現性、50µgアームを含む補完的デザインの評価が焦点。

2026年中

DT402 Phase 2a 初期データ

ASDの中核症状に対する初期有効性シグナルと機能的バイオマーカーを確認予定。

2027年

ASCEND トップライン

MDDの2本目P3結果。EMERGEの再現性が確認されれば、MDDでのNDA戦略が大きく前進。

2027年

Haven 開始予定

PTSDを対象としたDT120 ODTのPhase 3試験を開始予定。CAPS-5 Week 8を主要評価に想定。

2028年まで

資金ランウェイ

2026年3月末時点の現金・有価証券等は$373.4M。会社は2028年まで運営可能と見込む。

注目すべきカタリスト
短期(2026年6月〜)
$500M公募の価格・条件確定:公募価格、pre-funded warrants条件、追加購入オプション、希薄化率、参加投資家の確認が重要。
短期(2026年Q3前半)
DT120 ODT(GAD)VOYAGE Phase 3 トップライン。GADで最初のP3読出し。
短期(2026年Q3後半)
DT120 ODT(GAD)PANORAMA Phase 3 トップライン。VOYAGEとの再現性確認が焦点。
短期〜中期(2026年中)
DT402 ASD Phase 2a 初期データ。ASD中核症状に対する初期シグナルを確認。
中期(2027年)
DT120 ODT(MDD)ASCEND Phase 3 トップライン。MDDでの2本目の登録試験として重要。
中期(2027年)
DT120 ODT(PTSD)Haven Phase 3 開始予定。DT120の適応拡大材料。
中期〜長期
GAD / MDDのPhase 3データが揃った後、NDA提出戦略、DEAスケジュール変更、投与施設モデル、商業化準備の進捗が焦点。

リスク・注意点
  • GADの再現性リスク:VOYAGE / PANORAMAの2本で一貫した有効性が出るかが最大の焦点。MDD陽性でもGAD成功は別問題。
  • MDDの再現性リスク:EMERGEは非常に強いデータだった一方、ASCENDで再現性が確認される必要がある。
  • functional unblinding:LSD由来薬剤は急性の知覚・認知・感情変化があるため、盲検性への当局評価が重要。50µgアームを含む設計はこの課題への対応。
  • 規制・法規制リスク:DT120はLSD由来のSchedule I物質を含むため、承認後のDEA再分類や州ごとの法規制対応が必要になる可能性がある。
  • 商業化リスク:投与日モニタリング、投与施設、医療従事者トレーニング、保険償還、患者導線の整備が必要。
  • 希薄化リスク:$500M規模の公募提案により、条件次第では短期的な株価の重しになる可能性がある。