バイオファンドの2025年第2四半期(Q2)の13F報告書を見ていて気になったのが、CTMX です。私も以前ロングしていたのですが、ものすごいハイボラで一度手放していました。
かなり多くのバイオファンドや、バイオにセンスの良いコーエンの Point72 Asset Management も新規ポジをこのタイミングで開始しており注目したいと思います。
承認済み製品
(該当なし:全プログラム開発中)
主力パイプライン:CX-2051(EpCAM PROBODY® ADC)、CX-801(PROBODY® IFN-α2b)、CX-904(EGFR×CD3 PROBODY® TCE)
提携先:Amgen、Astellas、Bristol Myers Squibb、Moderna、Regeneron
開発中
提携あり
提携あり
臨床試験パイプライン
Phase 1a
CX-2051(EpCAM PROBODY® ADC)
対象:EpCAM高発現固形がん
治療:PROBODY® ADC(用量漸増)
状況:
第7コホート進行中
第7コホート進行中
初期データ:
2025年上期 予定
2025年上期 予定
資金:
ランウェイQ2 2026まで
ランウェイQ2 2026まで
Dose Escalation
Phase 1
CX-801(PROBODY® IFN-α2b)
対象:転移性メラノーマ
目的:安全性・初期有効性
状況:
第1相 進行中
第1相 進行中
初期データ:
2025年下期 発表予定
2025年下期 発表予定
Ongoing
中止
CX-904(EGFR×CD3 PROBODY® TCE)
対象:EGFR陽性固形腫瘍
治療:二重特異性T細胞誘導薬(Amgen提携)
状況:
開発中止(安全性・戦略判断)
開発中止(安全性・戦略判断)
提携終了
Corporate
財務・組織戦略
資金:$117.6M(Q3 2024)/ランウェイQ2 2026
狙い:臨床カタリストに集中
施策:
非中核部門約40%削減
非中核部門約40%削減
効率化進行中
開発ロードマップ
2025年上期
CX-2051:Phase 1a 初期データ
EpCAM PROBODY® ADC の初期臨床データを発表予定。
2025年下期
CX-801:初期バイオマーカーデータ
遺伝子発現・バイオマーカーを含む初期結果を公表予定。
2025〜2026年
CX-2051:用量拡大・Phase 2準備
拡大コホートの進行と次相デザインの構築。
2026年Q2
資金ランウェイ到達
既存資金の持続性終了。以降の資金調達が焦点。
注目すべきカタリスト
短期(2025年上期)
CX-2051 初期臨床データ公開(株価感応度大)。
CX-2051 初期臨床データ公開(株価感応度大)。
中期(2025年下期)
CX-801 初期データ、CX-904戦略見直し効果。
CX-801 初期データ、CX-904戦略見直し効果。
長期(2026年〜)
CX-2051 Phase 2移行、追加提携や資金戦略。
CX-2051 Phase 2移行、追加提携や資金戦略。