HOME > 臨床バイオ

【EIKN】Eikon Therapeutics カタリストとロードマップ

【記事には広告を含む場合があります】

【EIKN】Eikon Therapeutics カタリストとロードマップ

ハイライト

2026年Q1:Nasdaq: EIKNとして上場(IPO)を実施。開発プログラムの資金基盤を強化。

2025年:ASCO 2025で臨床データと開発プログラムのアップデートを共有(EIK1001/EIK1003 など)。

2025年:ESMO 2025EIK1001(1L NSCLC)Phase 2の追加データを発表(TeLuRide-005)。

2025年:EIK1001(進行メラノーマ)Phase 2/3(TeLuRide-006)を開始し、登録を進行。

2025年:EIK1005(WRN helicase)Phase 1/2(EIK1005-002)を立ち上げ(NCT07262619)。

承認済み製品 / 現状

承認済み製品:なし(開発中)

主力候補:EIK1001(TLR7/8 co-agonist)— 進行メラノーマ(P2/3)および 1L NSCLC(P2)で pembrolizumab(KEYTRUDA) 併用を中心に開発。

補足:PARP1(非CNS浸透:EIK1003、CNS浸透:EIK1004)と、WRN helicase(EIK1005)を並走し、オンコロジー領域でポートフォリオを分散。

主要臨床成績
2026年Q3–Q4(目安)
EIK1001(メラノーマ)中間解析(外部報道ベース:H2 2026)

2026年
EIK1001(1L NSCLC)登録を見据えた Phase 2/3 移行の具体化(設計・開始のIRが焦点)

2026年
EIK1003 / EIK1004(PARP1)用量拡大・併用コホートの更新(ASCO/ESMO等での継続開示が想定)

2026年
EIK1005(WRN)FIH:初回投与→用量漸増→初期シグナル探索

臨床試験パイプライン
Phase 2/3
EIK1001(TLR7/8 co-agonist:進行メラノーマ)

対象:進行/転移メラノーマ

作用:TLR7/8 co-agonist(全身投与、免疫賦活)

併用:pembrolizumab(KEYTRUDA)
試験:TeLuRide-006(NCT06697301)
進捗:試験開始・登録進行中
次読出し:2026年Q3–Q4(目安) 中間解析(外部報道)

登録ステップ(Phase 2/3→承認申請)へ向けた位置づけが最大の株価感応点

Phase 2
EIK1001(TLR7/8 co-agonist:1L NSCLC)

対象:1st line / Stage 4 NSCLC

作用:TLR7/8 co-agonist(全身投与、免疫賦活)

併用:pembrolizumab+化学療法(carboplatin+pemetrexed または paclitaxel)
試験:TeLuRide-005(NCT06246110)
進捗:Phase 2 継続。EOP2レビューでregistration-enabling Phase 2/3へ進める根拠になった旨を会社が示唆。
次アクション:2026年:Phase 2/3 設計・開始の具体化が焦点

三剤併用(IO+Chemo)ゆえ安全性(AESI)評価が特に重要

Phase 1/2
EIK1003(PARP1 高選択的:非CNS浸透)

対象:進行固形がん(複数腫瘍、適応探索)

作用:PARP1 選択的阻害(PARP2を外して治療域を狙うコンセプト)

試験:EIK1003-001(NCT06253130)
進捗:用量漸増〜拡大フェーズを進行(オンコ領域で適応/併用探索)
次読出し:2026年:拡大コホート/併用/バイオマーカーの更新が中心

Phase 1/2
EIK1004(PARP1:CNS浸透、脳転移/脳腫瘍も意識)

対象:進行固形がん(脳転移を含む)

作用:CNS浸透 PARP1 阻害(中枢病変も視野)

試験:EIK1004-001(NCT06907043)
進捗:Phase 1/2 進行(初期の安全性/PK/探索的有効性が焦点)
次読出し:2026年:用量最適化・拡大の更新

Phase 1/2
EIK1005(WRN helicase:MSI-H / DNA修復欠損)

対象:MSI-H / DNA修復欠損を中心とする固形がん(探索)

作用:WRN helicase 阻害

試験:EIK1005-002(NCT07262619)
評価:単剤+pembrolizumab 併用
進捗:試験立ち上げ(開始時期は2025年末設定の記載)
次読出し:2026年:FIH 立ち上がり(初回投与→用量漸増→初期シグナル探索)

パイプライン早見表
パイプライン 対象 臨床フェーズ 規制デザイン 安全性(AESI) 用法・用量 / 併用戦略 市場規模イメージ ポイント(市場評価)
EIK1001(TLR7/8 co-agonist) 進行メラノーマ / 1L NSCLC(Stage 4) Phase 2/3(メラノーマ)/ Phase 2(NSCLC) メラノーマは併用P2/3(登録志向)。NSCLCはP2→登録を見据えたP2/3移行を示唆 免疫賦活(TLR7/8)由来のAESI(免疫関連AE、サイトカイン/発熱、肝酵素、血球、皮膚等)を重点監視。三剤併用では忍容性が鍵 全身投与。中心は KEYTRUDA 併用(NSCLCはChemo併用も) 大:IO主要適応 会社価値の中心。
最大イベント:2026年Q3–Q4(目安)中間解析(外部報道)
EIK1003(PARP1 高選択的) 進行固形がん(複数腫瘍) Phase 1/2 適応探索型 P1/2(用量漸増→拡大、将来併用含む) クラス留意:骨髄抑制、消化器、肝酵素、疲労等。PARP2回避で治療域改善を狙うが実臨床では総合的安全性が焦点 単剤中心→将来はDNA損傷系・抗がん剤・IO等の併用余地 大:がん(PARP領域) 2本目の柱。
2026年は拡大/併用/バイオマーカー更新が焦点
EIK1004(CNS浸透 PARP1) 進行固形がん(脳転移を含む) Phase 1/2 P1/2(CNS含む探索、用量最適化→拡大) PARPクラスAESIに加え、中枢病変を扱うため神経症状・併用時相互作用を監視 単剤中心(CNS到達性を差別化点として検証) 中〜大:脳転移/中枢腫瘍ニッチ含む CNS到達性が差別化の軸。2026年は初期データの積み上げ局面
EIK1005(WRN helicase) MSI-H / DNA修復欠損固形がん Phase 1/2 FIH:単剤+KEYTRUDA併用で安全性/PK→初期シグナル探索 FIHの一般AESI(血液・肝機能・消化器)+併用時の免疫関連AEを監視 単剤+pembrolizumab 併用を評価 中:分子選択集団 2026年は立ち上がり(初回投与→用量漸増→初期反応)

ポイント
  • 価値の中心:EIK1001(TLR7/8)× KEYTRUDA 併用で、メラノーマはPhase 2/3まで進行。
  • 分散:PARP1(非CNS/CNS)+WRN(MSI-H)で“2本目以降”を構築し、単一資産依存を緩和。
  • 最大カタリスト:2026年Q3–Q4(目安)のEIK1001中間解析(外部報道)。
  • 注意点:TLR7/8全身投与はAESI評価が厳しくなりやすく、NSCLCの三剤併用では忍容性が特に重要。

ファンドのポジション

主要ファンドのポジションからの考察を加えて

開発ロードマップ
2025年

EIK1001(メラノーマ)Phase 2/3 開始・登録進行

TeLuRide-006(NCT06697301)を開始し、KEYTRUDA併用で中〜後期開発へ。

2025年

EIK1001(1L NSCLC)Phase 2 継続(EOP2レビュー言及)

TeLuRide-005(NCT06246110)。P2データがEOP2でレビューされ、registration-enabling Phase 2/3へ進める根拠になった旨を会社が示唆。

2025年

EIK1003 / EIK1004(PARP1)Phase 1/2 進行

非CNS浸透(EIK1003-001:NCT06253130)とCNS浸透(EIK1004-001:NCT06907043)で用量最適化〜拡大を進める。

2025年Q4(設定)

EIK1005(WRN)Phase 1/2 立ち上げ

EIK1005-002(NCT07262619)。開始時期は2025年末設定の記載があり、2026年にかけてFIHが本格化。

2026年Q3–Q4(目安)

EIK1001(メラノーマ)中間解析

外部報道ベースで2026年後半の中間解析が見込まれ、結果次第で登録ステップの明確化が最大イベントになり得る。

2026年

EIK1001(NSCLC)登録を見据えた Phase 2/3 具体化

試験設計・開始のIRが出るか、そして登録の進捗が次の焦点。

2026年

EIK1003/EIK1004 更新(拡大・併用・バイオマーカー)

ASCO/ESMO等でのアップデートが想定され、拡大コホートの初期シグナルが評価ポイント。

2026年

EIK1005(WRN)FIH 立ち上がり

初回投与→用量漸増→初期安全性/PKと、MSI-H/dMMR等の選択集団で反応シグナル探索。

注目すべきカタリスト
短期(〜2025年Q4)
EIK1001(NSCLC/メラノーマ)登録進捗、PARP1プログラム(EIK1003/EIK1004)の初期更新、EIK1005(WRN)試験立ち上げ

中期(2026年Q1–Q2)
EIK1001(NSCLC)Phase 2/3 移行の具体化、PARP1(EIK1003/EIK1004)拡大コホートの進捗、EIK1005(WRN)FIHの進行

長期(2026年Q3–Q4 以降)
EIK1001(メラノーマ)中間解析、EIK1001(NSCLC)登録試験の進捗、PARP1/WRNの次段階判断