承認済み製品:なし(全プログラム開発中)
財務状況:現金等 約 $302.6M(2025/6/30時点)。ランウェイは2027年後半までの見通し。R&D $40.2M / G&A $14.3M / 純損失 $50.9M(Q2’25)。
重点領域:血液がん(CD19:cema-cel)、固形がん(CD70:ALLO-316)、自己免疫(CD19/CD70:ALLO-329)。
対象:1L治療後に PhasED-Seq で MRD陽性の LBCL
デザイン:標準 FC リンパ節除去+cema-cel vs 観察 のランダム化
対象:進行/転移性 ccRCC
所見:CD70高発現サブセットで ORR≈31% の活性シグナル(ASCO 2025)
対象:自己免疫(SLE/筋炎/強皮症 ほか)
進捗:IND承認・FTD×3適応。P1「RESOLUTION」を2025年中に開始予定
パイプライン | 対象 | 臨床フェーズ | FDA評価 | 市場規模イメージ | 市場評価 |
---|---|---|---|---|---|
cema-cel(旧ALLO-501A) | 1L後MRD+ LBCL | Pivotal P2(ALPHA3) | — | 大:CD19 CAR-T 市場(前倒しラインでの需要) | 2026年H1 futility 解析。FCA停止→標準FCへ集約で継続 |
ALLO-316(CD70) | 腎細胞がん(ccRCC) | Phase 1(TRAVERSE) | RMAT 指定 | 中〜大:RCC 後治療ニーズ | CD70高発現で ORR≈31%(ASCO 2025)/ピボタル設計整合済 |
ALLO-329(CD19/CD70) | 自己免疫(SLE/筋炎/強皮症) | Phase 1(開始予定) | IND承認/FTD(3適応) | 大:B細胞駆逐系 Autoimmune | 2025年中に P1「RESOLUTION」開始見込み |
1. 短期焦点:ALLO-316 の次ステップ開示(ピボタル計画/提携示唆)、ALLO-329 P1 開始と初期安全性。
2. 中期焦点:cema-cel(ALPHA3)2026年H1 futility 解析。陽性ならレジ承認ロードマップが明確化。
3. 資本政策:キャッシュ $302.6M、ランウェイ 2027年後半。
4. 差別化:オフ・ザ・シェルフの即応性(cema-cel)、RMAT×固形(ALLO-316)、自己免疫パスの拡大(ALLO-329)。
5. リスク:ALLO-647 併用下での安全性事象再発防止、規制当局との最終合意、提携タイミング。
ALLO-316:ASCO更新 → FDAとピボタル設計整合
CD70高発現サブセットでの活性を踏まえ、デザイン整合完了。提携発表の有無が次の注目点。
ALLO-329:P1「RESOLUTION」開始
低強度/無リンパ節除去の検討を含むバスケット。初期安全性・実運用安定化へ。
ALPHA3:レジメンを標準FCへ一本化
FCA群でのグレード5事象を受け停止。FC群では同様事象の報告なし、登録継続。
cema-cel:futility 解析
MRD転陰率・安全性のシグナル確認。陽性なら承認戦略を加速。
ALLO-316:ピボタル開始
FDA整合済みデザインに基づき、準備期間を踏まえ前半開始が現実的(推定)。
・ALLO-316:次ステップ公式発表(ピボタル計画/提携)
・ALLO-329:P1「RESOLUTION」開始・初回投与
・cema-cel(ALPHA3)futility 解析(MRD転陰/安全性)
・ALLO-316 ピボタル開始(推定)/パートナーシップ進展
・自己免疫領域の適応拡大(ALLO-329)