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【NXTC】NextCure カタリストとロードマップ

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【NXTC】NextCure カタリストとロードマップ

ハイライト

2026年1月23日:SIM0505(CDH6 ADC)のPhase 1(用量漸増)について、データアップデートを2026年Q2に提示予定と公表。主に白金製剤耐性卵巣がんを中心とした婦人科がんにフォーカスしつつ、試験施設追加と薬剤供給増で2026年上期の用量最適化に向けて準備を進める方針。

2026年1月23日:LNCB74(B7-H4 ADC)は、高用量コホートへ拡大して用量漸増を継続。2025年11月のプロトコル改訂後に高用量コホートで投与開始(B7-H4高発現の乳がん・婦人科がん患者を優先、腺様嚢胞がんType 1も含む)。当初想定していたPoCのタイミングは遅延し、試験進捗アップデートは2026年下期の見込み。

2026年1月23日:財務面では、2025年末時点の現金等が約$41.8M(暫定)で、会社は運転資金が2027年上期まで持つ見込みと説明。

2025年10月16日:SIM0505(CDH6 ADC)の米国登録を中用量レベルから開始(中国の用量漸増に連動)。グローバル迅速PoCを志向。

2025年10月上旬:LNCB74(B7-H4 ADC)バックフィル開始方針を更新(腫瘍別拡大の準備)。

2025年4月:NC410(LAIR-2 Fc)、未治療転移性膵がんでmFOLFIRINOX+ニボルマブ(±イピ)併用のP2を開始(目標N=20、安全性中心)。

2025年1月:LNCB74米国P1で初回投与を実施、用量漸増を継続。

2024–2025年:事業再編によりADC(B7-H4 / CDH6)とLAIR軸(NC410/NC525)に集中。2025/6/30時点の現金等$35.3M、会社計画で2026年中頃までのランウェイ見込み。

承認済み製品 / 現状

承認済み製品:なし(開発中)

主力候補:LNCB74(B7-H4 ADC)— 複数固形がんの適応探索。

補足:SIM0505(CDH6 ADC;中米共同)、NC410(LAIR-2 Fc;膵がん併用P2)、NC525(LAIR-1 agonist;AML P1)。

主要臨床成績
2025年11月
PIPE($21.5M)クローズ → ランウェイを2027年上期まで延長

2025年11月
LNCB74:プロトコル改訂後、高用量コホートへ拡大(投与開始)

2026年Q2
SIM0505:Phase 1(用量漸増)データ提示予定(米国+中国の患者を含む)

2026年H1
SIM0505:用量最適化(dose optimization)開始に向け準備/開始(見込み)

2026年H2
LNCB74:PoCは遅延 → 試験進捗アップデート(trial progress update)見込み

〜2027年H1
運転資金の目処(2025/12/31時点 現金等 約$41.8M(暫定) → 会社見込みで2027年上期まで)

臨床試験パイプライン
Phase 1
LNCB74(B7-H4 ADC / 固形がん)

対象:複数固形腫瘍(B7-H4発現)

作用:抗B7-H4抗体–ADC(MMAEペイロード、腫瘍選択的切断リンカー)

進捗:用量漸増を継続。2025年11月のプロトコル改訂後に高用量コホートへ拡大して投与開始(B7-H4高発現の乳がん・婦人科がんを優先、腺様嚢胞がんType 1も含む)。
安全性/運用:用量漸増で安全性・忍容性を確認しつつ、対象腫瘍と発現レベルの“選別”を強化。
次読出し:当初想定のPoCは遅延し、2026年下期試験進捗アップデート見込み。

Phase 1
SIM0505(CDH6 ADC / 固形がん)

対象:CDH6発現固形腫瘍(婦人科がん中心、特に白金製剤耐性卵巣がんを重視)

作用:抗CDH6抗体–TOPO1阻害薬(TOPOi)ペイロードADC(Simcere Zaimingと共同)

進捗:中国で用量漸増が進行し、米国でも組み入れを開始。米国は中用量帯(反応が観察された用量)から開始。
設計:米国+中国のマルチリージョナル運用。臨床サイト追加と薬剤供給増を進め、2026年上期の用量最適化に備える。
次読出し:2026年Q2:Phase 1(用量漸増)データ提示予定(米国+中国の患者を含む)。

Phase 2(併用 / IIT)
NC410(LAIR-2 Fc / 膵がん併用)

対象:未治療転移性膵がん

作用:LAIR-1/コラーゲン軸の免疫抑制解除(デコイ)

進捗:IITとして2025年9月開始(登録目標N=20)。NC410+FOLFIRINOX+ニボ(±イピ)で、安全性と新規毒性を主に評価。
主要項目:安全性/新規毒性(小規模、併用レジメンのリスク管理が中心)
次読出し:会社からの「○年Q○にデータ」などの明確なガイダンスは現時点で限定的(試験進捗に応じてアップデート待ち)。

免疫抵抗性腫瘍における“マトリクス解除”概念の検証

Phase 1
NC525(LAIR-1 agonist / AML)

対象:急性骨髄性白血病(AML)

作用:LAIR-1を介した作用でAML細胞(LSC含む)を狙う設計

進捗:Phase 1は臨床試験として継続している一方、会社の当面の主眼はADC(SIM0505/LNCB74)に置かれている。
方針:社内リソース配分の中心はADCへ(NC525は優先度が相対的に低い位置づけ)。
次読出し:明確な次回データ時期のガイダンスは現時点で限定的(試験進捗アップデート待ち)。

パイプライン早見表
パイプライン 対象 臨床フェーズ 規制デザイン 安全性(AESI) 用法・用量 / 併用戦略 市場規模イメージ ポイント(市場評価)
LNCB74(B7-H4 ADC) 複数固形がん(B7-H4発現) Phase 1 用量漸増 → 2025年11月改訂後に高用量コホートへ拡大 ADCクラス留意:末梢神経障害、血液学的、肝酵素、消化器 用量漸増で忍容性確認→高発現集団(乳がん/婦人科など)を優先し運用 大(婦人科/乳/泌尿器 など) PoCは遅延。
2026年H2の進捗アップデートが次の評価材料
SIM0505(CDH6 ADC) 婦人科がん中心(白金製剤耐性卵巣がんを重視)など Phase 1 マルチリージョナル(米国+中国)。2026年H1に用量最適化へ TOPO1系AESI:骨髄抑制、消化器、肝機能 など 用量漸増→用量最適化→適応別の拡大を段階的に判断 中〜大(CDH6高発現集団次第) 2026年Q2のP1データ提示が最初の大きな評価分岐点
NC410(LAIR-2 Fc) 未治療転移性膵がん(IIT併用) Phase 2(IIT) 小規模(N=20)で安全性中心 化学療法/IO由来含む複合毒性をモニタ NC410+FOLFIRINOX+ニボ(±イピ) 大(高未充足) 時期ガイダンスは限定的。進捗アップデート待ち
NC525(LAIR-1 agonist) AML(LSC志向) Phase 1 用量漸増(安全性・推奨用量探索) 造血系/感染症管理に留意 単剤中心(開発優先度はADCより低い位置づけ) 中(差別化は転帰/安全性) 次回データ時期の明確ガイダンスは限定的

ポイント
  • 開発集中の更新:足元の主戦場はADC(SIM0505/LNCB74)。LNCB74は高用量コホートへ、SIM0505は2026年上期に用量最適化へ。
  • データ主導の価値創出:まずはSIM0505の2026年Q2データ提示。LNCB74はPoCが後ろ倒しとなり、2026年H2の進捗アップデートが次の材料。
  • 資金繰り:PIPE等を経て、会社見込みのランウェイは2027年上期まで(直近のデータイベントを跨ぐ設計)。

開発ロードマップ
完了:Q1 2025

LNCB74 Phase 1 初回投与

米国で用量漸増入り。曝露・安全性のベースライン確立。

Q2–Q3 2025

LNCB74 漸増継続 → バックフィル準備

腫瘍別の拡大設計を固め、症例積み上げへ。

Q4 2025

SIM0505 米国中用量登録 / LNCB74 バックフィル開始

中米の二極運用でPoC加速、B7-H4は適応別に症例集積。

2026年H1

SIM0505(CDH6 ADC)用量最適化パートの準備/開始(見込み)

臨床サイト追加と薬剤供給増を進め、2026年上期に用量最適化を開始する見込み(準備進捗が材料)。

2026年Q2

SIM0505(CDH6 ADC)Phase 1 用量漸増データ提示(予定)

米国・中国患者を含むPhase 1オープンラベル用量漸増のデータを2026年Q2に提示予定。婦人科がん、とくに白金製剤耐性卵巣がんが中心。

2026年H2

LNCB74(B7-H4 ADC)試験進捗アップデート(PoCの代替イベント)

PoCデータ(当初2026年上期予定)は登録都合で遅延し、2026年下期に「試験進捗アップデート」を出す見込み。高用量コホート投与が開始済み。

2027年H1(目安)

資金繰りイベント(追加資金/提携の必要性が意識される局面)

2025年末時点の手元資金は約$41.8Mで、会社は運転資金が2027年上期まで足りる見込みと説明。臨床の進捗次第で資金手当てが材料になり得る。

注目すべきカタリスト
短期(〜Q4 2025)
LNCB74 バックフィル始動、SIM0505 米国中用量登録の進捗アップデート

中期(Q1–Q2 2026)
LNCB74 初期有効性スナップショット、NC410 膵がん併用の安全性集計・初期ORR/DCR

長期(Q2–Q3 2026〜)
SIM0505 RP2D決定→適応別拡大、NC525 拡大可否判断