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鎌倉にある「佐助稲荷神社」の可愛いペットの御守り

鎌倉にある「佐助稲荷神社」の可愛いペットの御守り

Photo by 佐助稲荷神社

鎌倉の閑静な住宅街の奥にある神社「佐助稲荷人社」のペット (ワンちゃん、猫ちゃん) の御守りがかわいいのでご紹介します。鎌倉駅を下車して、徒歩20分の場所にあるのが、今回ご紹介する神社「佐助稲荷神社」です。

佐助稲荷神社は、銭洗弁天と鎌倉大仏の中間で鎌倉の隠れ里と言われる地にあり、朱の鳥居を抜ける参道から神狐、境内には所狭しと白狐が祀られています。

佐助稲荷神社の御守りがなぜ、かわいい犬と猫ちゃんなのか?と言うと、”ペットの飼い主さまの心に寄り添える神社” というコンセプトのようなものがあるからだそうです。

飼い主と愛するペットへの想いに寄り添い、ずっとペットと心が繋がっていられる場所として、心の拠り所として、此処 (佐助稲荷神社) に来てペットに話しかけて愛する子を感じて欲しいという思いがあるそうです。

お守りの種類

佐助稲荷神社のお守りは、絵馬、人形の3タイプがあり、全て犬と猫バージョンがあります。

佐助稲荷神社 かわいい猫のお守り

Photo by 佐助稲荷神社

佐助稲荷神社 かわいい猫の絵馬

Photo by 佐助稲荷神社

佐助稲荷神社 かわいい猫の人形

Photo by 佐助稲荷神社

ペットのお守りは、かわいいだけではなく、ペットが健康でいられる様に、亡くなったペットと飼い主がいつも一緒に居られる様に、迷子になったペットと再会出来る様に、心の拠り所としてお出かけの時も心で話しかけられる様に、ペットへの感謝の気持ちと共に常に持っていて欲しいというような願いが込めれています。

また、家族が居ない犬や猫、動物達が愛されて必要とされて幸せに過ごせる様にと願って、持って頂きたいというのが、佐助稲荷神社の願いということです。

ペットと人の歴史

ペットと人間の歴史は古代にまで遡ります。人間が犬を飼い始めたのは旧石器時代で、約9000年前の犬の骨が神奈川県で発見されています。この犬は人間と共に丁寧に埋葬されており、人間にとって特別な存在だったことが示されています。また、ペットブームは金魚を飼う風習が広まった江戸中期から始まりました。

昭和時代には、白いフワフワのスピッツが流行し、昭和43年頃からは小型犬のマルチーズ、ポメラニアン、ヨークシャテリアが人気を集めました。その後、テレビやマスコミの影響で大型犬やハムスター、アライグマなど多種多様な動物がブームになりました。そして数十年後、日本人の住環境に適した猫のペットブームが巻き起こりました。

佐助稲荷神社は、ペットと飼い主の絆を大切にし、ペットへの感謝の気持ちを伝える場所として存在しています。また、飼い主が亡くなったペットに対する思いや、迷子になったペットとの再会を願う心、ペットの健康や長寿を祈る心など、ペットと飼い主のさまざまな想いに寄り添っています。

佐助稲荷神社では、ペットのお守りや絵馬、人形などを提供しており、これらは飼い主がペットへの思いを形にする手段となっています。また、神社はペットと飼い主が心を通わせ、愛を深める場所としての役割を果たしています。

佐助稲荷神社の歴史

佐助稲荷神社の歴史は、源頼朝と深く結びついています。源頼朝は、平安時代末期から鎌倉時代初期の武将で、鎌倉幕府の初代征夷大将軍でした。頼朝が病気になったとき、「かくれ里の稲荷」と名乗る翁が夢に現れ、平家に対する挙兵を促しました。頼朝はその後、北条氏など東部の武士と協力し、平家を打倒しました。

社伝によると、頼朝は建久年間(1190年~1199年)に畠山重忠に命じて、「かくれ里の祠」を探し当て、稲荷神社を再建させたと伝えられています。頼朝は若い時、兵衛佐であったので佐殿と言われており、その佐殿を助けた神と言うことで佐助稲荷と言われています。佐助稲荷神社は頼朝が旗揚げの後征夷大将軍までのぼりつめたことから、別名「出世稲荷」と呼ばれ信仰を集めています。

また、当時、開山良忠上人は佐介ヶ谷に住んでいました。ある時、子供に虐められていた子狐を助けました。すると夢に親狐が現れ、悪病が流行る事を告げ、子狐を助けたお礼と共に薬種袋を残していったという事です。翌朝枕元に薬の元である種子があり、上人はお告げに従って種子を蒔くと3日の内に成長し、この薬草で多くの人の病を治しあがめられました。これは佐助稲荷のご利益だと考え、以来佐助稲荷に参詣するのが良いと人々に教えました。このことから、佐助稲荷では一対の白狐を供えて願を掛けるようになったのです。

ご祭神としては、宇迦御魂命(穀物を司る神)、大己貴命(国造りの神)、佐田彦命(先導の神)、大宮女命(きれいな言葉で他人との間を仲良く保つ神)、事代主命(大国主命の子神)が祀られています。

アクセス

佐助稲荷神社
〒248-0017 神奈川県鎌倉市佐助2丁目22−12

・電車でのアクセス
最寄り駅はJR横須賀線・江の島電鉄「鎌倉駅」下車。徒歩約20分。

<オフィシャルサイト>

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